債券について整理してみます。
私は素人投資家として淡々と高配当株を買っているだけです。
ですが、債券市場をウォッチすることで少しでも市場の動きの理解が深まれば良いなと思い、最近債券の記事を多めに書いています。私は銀行株をサテライト投資枠として選んでいましたが、今後債券ETF買うかもわからないですからね。

債券投資の魅力について(生債券・債券ETF)
- ベータ値の低さ
- 安定したインカム
- 逃避資金の受け皿
- 償還期限まで保有することで得られる元本保証。逆に言えば、生債権は償還期限が近づく程利回りが低下し、債券価格が上昇します。
- 生債権は償還期限が近づく程、金利環境の影響を受けづらく成る。
但し、長期運用で資産成長の視点で見れば効果は薄いです。上記がざっくりとした債券の魅力です。そして投資家には債券投資のアプローチに2種あります。個別株のように生債券を直接買い付けるか、ETF(投資信託も含む)を通して保有するかです。ETFのお話をしますから、生債券投資希望の方はブラウザバック推奨です。

債券ETFとは
債券ETFはETFを通して債券を保有することが出来ます。また、ETF内で償還される債券は次々と再投資される為、償還期限はありません。ETF内で発生した利子は分配金として投資家へ還元されます。これらは生債券と同じ特徴ではなく、債券ETF特有の特徴です。

ETF債券の特徴
- 途中解約による元本割れリスクは無い。
- 証券市場を通じた売買となる為、元本保証では無い。
- ETF内で常に再投資される為、おおよその債券的性質を保つ。
このブログでは生債券債券ではなく債券ETFにフォーカスしますからね。私には生債券を買うほどの資金的余裕はありませんのでw
債券ETFの種類
債券ETFも多種多様で、海外ETFであればメジャーな指標は揃っています。円だけでは投資出来ない幅広さが海外ETFにはあります。
総合債券ETF
総合債券の名に恥じないあらゆる債券が入っています。
その結果、色んな点でそこそこです。まるでマリオ。
債券種類:国債・社内・モーゲージ債etc
残存期間:短期~長期

総合社債ETF
社債のみです。利回りは国債と比べ高めになります。
一方で、全体的な動きは相場の動きに一致します。
債券種類:社債のみ
残存期間:短期~長期

短期債券ETF
残存期間が短い債券を対象とするETFです。値動きが殆どないことが特徴です。
債券種類:国債のみ、社債のみ、国債・社債複合
残存期間:短期のみ

長期債券ETF
利回りは高いが値動きも大きい長期債券を対象とするETFです。主に長期金利の影響を強く受けます。
債券種類:国債のみ、社債のみ、国債・社債複合
残存期間:長期のみ

ハイイールド社債
投資適格ではない社債をかき集めたETFです。利回りが高く、値動きも大きいので長期債券に近いですが、デュレーションは小さく金利感応性が低いです。
債券種類:社債のみ
残存期間:短期~長期

さいごに
債券も調べれば調べるほど多種多様でした。債券ETFであればこれらの投資も簡単に行うことができるのもETFの良い所です。
私は思考停止で株式を定期的に買っていますが、いつかは債券ETFを買うかもしれないです。そんな時の為にちょっとだけ勉強してみました。
では、また。
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