【VIGとVYMの比較】その心はインカムとキャピタルの選択

VIG VYM 商品比較

バンガードの提唱する「日本の投資家の皆さまが成功する投資家になるためのバンガードの4つの基本原則(全文)」の一つに投資対象のコストの最小化があります。バンガードは個人投資家が自身でコントロールできることに注力するべきと我々にアドバイスしており、コストはその最たるものの一つです。政治の行方や景気のうねり、株価の上下などに気を揉むなと、そう言ってます。

そして、バンガードは個人投資家が目標を明確にし、バランス良く、低コストで、規律ある運用を実践するのはインデックスファンドかETFを用いたインデックス投資のアプローチが適切であると推奨しています。

そんなバンガードが運用している「VIG」と「VYM」について比較してみましょう。

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「VIG」と「VYM」のインデックスの比較

VIGの概要

ティッカー  VIG
名前     米国増配株式
ベンチマーク NASDAQ USディビデンド・アチーバーズ・セレクト・インデックス
銘柄数    180+α
経費率    0.08%
ETF資産総額    34B$
サイズ              大型

 

VIGの特徴は長期的なインカム・キャピタルゲインの成長が期待できる株式に投資することが出来ます。

【VIGの紹介】米国大型株連続増配ETF(10年以上の実績を持つテッパン銘柄群!!!)
VIGのETF紹介です。10年以上連続増配実績を持つ企業群をまるっと買えるETFです。配当を出し始めて10年経ったら準配当株として株価と配当の両方の伸びを享受出来るかもしれませんね。

VIGのインデックス構築メソドロジー

  • 米国大型株の内、10年以上連続した増配実績を持つ企業
  • 増配の可能性が低い銘柄は除外
  • REITは除外
  • リバランスは年1回
  • ウェイト方式は時価総額加重z

VYMの概要

ティッカー  VYM
名前     米国高配当株式
ベンチマーク FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックス
銘柄数    400+α
経費率    0.08%
ETF資産総額    28B$
サイズ              大型株
スタイル   バリュー

 

VYMの特徴は現状のインカム水準が高く、潜在的なキャピタルゲインの増加が見込まれる株式に投資することが出来ます。

【VYMの紹介】バンガード 米国高配当ETFはTHE・高配当ETF!!!
VYMに投資することで米国の大型株の内、平均以上の配当利回り銘柄に投資することができます。VYMは素人投資家が定期的に買い付ける対象としてぴったりですね、

VYMのインデックス構築メソドロジー

  • 米国有配株の内、平均以上の配当利回りを有する株式
  • REITは除外
  • リバランスは年1回
  • ウェイト方式は時価総額加重

VIGとVYMの共通点

  • 構成銘柄は米国大型有配株
  • 経費率が0.08%
  • 資産総額がだいたい30B$ぐらい
  • リバランスは年1回
  • ウェイト方式は時価総額加重

結構共通点多いですよね。なお、資産額も20B$と巨大ファンドです。と言ってもVTIは680B$ですから、トップとの差は大きいですけどね。

VIGとVYMの相違点

それは配当株の内でも、今後の増配可能性が高い株式で構成されるVIGか、現状のインカム水準が高い株式で構成されるVYMか、ということです。VIGはインカムの成長を期待し、VYMは高いインカム水準ながらも、キャピタルゲインを得ることが基本的なスタンスになりますね。

案外、勘違いすることも多いと思いますが、VYMはいわゆる高配当株戦略とは若干、趣が異なります。ダウの犬戦略に代表される、キャピタルゲイン狙いだと云うことです。ゆえに、VYMは他の高配当株インデックスとも少し異なる値動きをしています。

それはVYMがインデックスとして優れているわけではなく、VYMは高配当インデックスとしての特徴が薄いからだとあえて強調しておきたいと思います。

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VIGとVYMの違いがもたらすエクスポージャー

どちらのリターンが優れているかはどの期間で切り取るのかの問題であり、将来がどのような期間になるかを見通せない以上はあまり意味がありません。だってVIGもVYMも低コストで市場に連動するインデックスですからね。同じ米国株であると云う程度の誤差だと思っています。

ですが、投資対象の特徴はできる限り、把握することは大事なことだと思います。インカムの成長を期待したい場合はVIGに投資し、キャピタルゲインを期待したい場合にVYMへ素直に投資することをお勧め致します。

そして、高配当株投資はVYMではなくHDVやDHSだったり、もしくは好配当のDVYの利用をお勧め致します。もちろん、これらはVYMより利回りが高いです。ですが、利回りの高さが将来のリターンと何の関係もないこともここで強調しておきます。

是非、目的にあったインデックスを選択してください。

【HDVの紹介】米国高配当ETFは高利回りな特濃バリューETF
素人投資家が採用するETFにピッタリです。ベンチマークを確認すれば明らかです。皆さんは企業の周りにお濠が見えることはありますか?もしエコノミック・モートって言葉にピンとくればHDVはあなたにピッタリかもしれません。
【DVYの紹介】iシェアーズ 好配当株式 ETFは全米好配当株の優れたETF!!
米国小中大型株式から収益・配当成長が見込める高配当株を100社かき集めた強欲ETFです。EPS・DPS・配当性向に着目して今後のリターンに期待出来る素人投資家にとっても優しいETFですね。
【DHSの紹介】米国高配当ETFは利回りが高いインカムの源泉!
DHSに投資することで米国の上位30%の高利回り銘柄に投資することができます。数あるインデックスの中でも最も高配当なグループに投資ができるといえるでしょう。

コメント

  1. あかね より:

    いつも拝見させていただいております。VIGとVYMのメソトロジーの表記が逆になっておりますでしょうか。

    • のぶ@素人投資家 のぶ@素人投資家 より:

      いつもありがとうございます。早速、修正させて頂きました。ご指摘頂き助かります。また何かあればじゃんじゃん言って下さい!