どーも、のぶです。
今回は連続増配する企業への投資についてです。
投資家が100人いれば、100のポートホリオがあります。最近はロボアドで同じポートフォリオもあるかもですが。
私は素人投資家が投資する際には配当金に着目することが一番わかりやすいと考えています。株価の指標は無数にあります。最もメジャーな指標でもPER,PBR,PCFRとか、過熱感を示すオシレーター系のRSI,ストキャストか、トレンドフォロー系の移動平均,MACDとか、相場の強さを見る出来高指標とかキリがありません。
こんな無数にある指標に従って売買することなんて私にはできません。おまけに、財務状況とか競合の動向とかリスクヘッジの方法とかやることは運座入りするほどたくさんあります。
ですが、素人投資家が配当金に着目して投資を実践することはとてもシンプルでわかりやすい方法だと思います。
なぜならば米国企業の配当金は景気の波に左右されず、経営者が最低限株主に対して歴史的に還元してきた姿勢があるからです。

連続増配株投資とは
とっても簡単です。連続増配株に投資し続けることです。連続増配の定義をグーグル先生に聞いたら丁度はちどうきゅうどうさんの記事がトップに出たので引用させて頂きます。

毎年増配しなくても、決算毎の配当金が増加すれば連続増配株になるようですね。尚、米国株で10年以上増配している企業は337社、20年以上増配している企業は158社でした。連続増配企業リストはこちらのサイト(The DRiP Investing Resource Center)で詳しく入手できます。ここから選ぶのを妄想するだけでも楽しそうですね。
引用サイト:Dividend.com
配当金は美しいと思えるほど増配を続けています。株価も長期でみれば順調に右肩上がりでした。ただし、利回りを見るとちょいちょい調整をしていることがわかりますけどね。これはまさに理想的な連続増配株への投資結果です。
連続増配株へ投資することで着実にインカムゲインとキャピタルゲインの2兎を追うことに可能にしています。
連続増配株投資をする際の重要な指標
あらかじめ連続増配株のスクリーニングを行うことである程度の選別が出来ます。その企業の特徴は安定的なビジネス・財務基盤です。その為、選別する為の指標もある程度絞ることが可能になります。特に注目すべき指標はキャッシュを稼ぎ続けることができるかどうか?
下記4項目を最低条件としてスクリーニングすることをお勧めいたします。
この最低限の項目とプラスαの好みで銘柄選定されると良いでしょう。
もう一度URLを掲げますがこちらのサイト(The DRiP Investing Resource Center)で企業リスト入手してみて下さい。きっと想像以上の数の企業で驚くことになるでしょう。
①連続増配年数:10年以上
好みで25年以上等で絞っても構いません。ですが、経営環境の変化はどの企業にも平等にリスクを孕んでいる為、増配年数が長ければ良いわけではありません。逆に言えば上記のようにJNJは早く投資すればするほど投資リターンは大きかったことでしょう。
②利回り:2.5%以上
過去の米国企業の配当利回りを見れば2%ぐらいが平均的な利回りでした。つまり、2.5%以上であれば利回り基準でみれば割安であると判断できます。もちろん、もっと利回りが高い企業でスクリーニングすればハイリターンの可能性も高くなります。
③営業利益率の高止まり及びCFPS成長率が0以上
ここが最も重要な指標だと思います。今後も安定してキャッシュを稼ぎ株主への還元及び増配を続けることができるかをここで確認します。企業の支払う配当金は業績と関係無く、従業員の基本給のように最低限払わなければいけないものと経営者は刷り込まれていますから。
④減配、無配転落は即叩き売り
銘柄に惚れることはせず機械的に付き合いましょう。
連続増配株へ投資可能なETFは?
現在の日本の投資環境では、VIG・SDY・1494のみです。個別に別途記事にしています。決算の確認が面倒で個別株では選べない私にはぴったりのETFです。


- VIGの10年間リターン:7.59%
- SDYの10年間リダーン:8.01%
引用:yahoo米(2017/4/14)
ちなみに、これが国内ETFである1494の過去のリターンです。
円建てのS&P500を凌駕しています。手間がかからない手抜き投資でこのリターンは素晴らしいですね。素人投資先として十分にな価値があります。

さいごに
様々な投資方法がありますが今回は連続増配株への投資を紹介させて頂きました。ETFでも投資が簡単にできるのでおすすめです。30年後を目指す自分年金であればきっと素晴らしい結果を得られることでしょう。
私が素人投資家向けに推奨する投資手法は連続増配株投資と高配当株投資です。興味があればぜひご覧下さい。

また、高配当株投資と連続増配株投資の違いを以下記事にしています。

では、また。
コメント
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