アクティブファンドとインデックスファンドの違い

商品比較

どーも、のぶです。

 

アクティブファンドとインデックスファンドについて考えてみたいと思います。

私はアクティブファンドとインデックスファンドの大きな違いはガバナンスにあると思っています。ガバナンスとは平たく言えば組織運営のシステムを指します。例えばコーポレート・ガバナンスは企業統治を指し、企業経営や管理のあり方を意味します。

 

アクティブファンドとインデックスファンドの違いがガバナンスにあると思う理由は、ポートフォリオの構築ルールを明確にしていないか、しているかの差があるからです。今回の記事はポートフォリオを明確にすることが正しいかどうかの記事ではなく、ガバナンスのあり方の差について記事に致します。どちらもあり方としては正しい姿であり、それらを個人投資家は取捨選択しなければいけません。もちろん、両方を選ぶことだってありです。

 

アクティブファンドを代表して「ひふみ投信」とインデックスファンドを代表して「VOO」の運用方針を比べてみましょう。正確に言うとVOOはインデックスファンドではなくて上場インデックスファンド(ETF)ですが、以下はインデックスファンドと称します。

 

ひふみ投信、ひふみプラス、ひふみ年金の紹介
アクティブファンドの代表格となったひふみシリーズですが、守りながらふやすことに挑戦しています。じわじわ・コツコツと長く積立投資を実践するにぴったりなのではないでしょうか。
【SPY・IVV・VOOの紹介】米国大型株式S&P500ETFはメジャーベンチマーク。他の株式指数は所詮マイナー。
何に投資して良いのかわからない。では世界でスタンダードな株式指標は何でしょうか?それがSP500なのです。「SPY」「IVV」「VOO」こそ世界で最も注目されている指数に連動します。

 

 

スポンサーリンク

アクティブファンドの雄、「ひふみ投信」

気付けば正統派アクティブファンドの座を上り詰めたひふみ投信ですが、その運用方針を見てみましょう。以下はひふみ投信の公式HPからの抜粋です。

 

ひふみの想い

ためて、ふやして、進化する。

私たちは、お客さまに、お金を”ためて、ふやして”もらいたい。そして、ふやしたお金で夢や目標を達成して、今の自分より”進化”してもらいたいと考えています。10年、20年と続く資産形成のパートナーとして将来の夢や目標に向けてコツコツがんばるお客さまを応援します。

 

 

ひふみの特徴

1.主に日本の成長企業に投資します。

お客様からお預かりした資産を、主に日本の成長企業に投資することでお客様の長期的な資産形成を応援するとともに、日本の未来に貢献します。

 

2.守りながら増やす運用に挑戦します。

基準価額の上下動に伴うお客様のハラハラ、ドキドキ感をできるだけ軽減し、かつ着実なリターンを目指した「守りながらふやす」運用に挑戦します。

 

3.顔が見える運用

お客様の大切なお金は、私たちが運用させて頂きます。

(HPではインタビューがあります。)

 

守りながら増やすひふみの運用

足で稼いだ情報で成長企業を発掘

「定性」「定量」の両面から徹底的な調査・分析を行い、どのような投資環境でも独自要因で成長を遂げる企業を発掘します。

 

株式市場の変化に柔軟に対応

日本のみならず、世界の株式を投資対象とし、業種や企業規模にとらわれることなく、常に変化する株式市場に応じて柔軟な運用を行います。

 

 

ひふみをもっと身近に

全国各地でセミナー開催中!

毎月の運用についてご報告する「ひふみアカデミー」、これから投資信託をはじめる方を対象にした「ひよこ塾」など様々なセミナーを開催しておりますのでお気軽にご参加ください。

 

SNSでも情報を発信しています。

Twitter、Facebookでは日々の基準価額のご報告やセミナーの告知、Youtubeではセミナーの動画を配信しておりますのでぜひご覧ください。

 

 

ひふみのポートフォリオは?

ひふみ投信がどのような理念・組織で運用されているのかが、HPを見ることで明確にわかると思います。一般的に資産運用そのものが一見攻めているようなイメージがありますが、HPでは守りながら増やす資産運用に挑戦しており、10年、20年に渡って長く関係を構築したいメッセージが伝わります。また、セミナーやSNSを活用し、身近な資産運用を意識していることもわかりますね。

 

では、このHPの理念・方針を見て具体的に何に投資するのかはわかりますか? それはわかりません。丁寧な報告書・レポートを作成しておりますが、ファンドを構成するポートフォリオ(投資する企業)は事後報告でしかありません。もっとも、アクティブファンドに逐次報告させるような透明性を求めても詮無きことですけどね。ヘッジファンドも四半期に一度ポートフォリオを報告する義務がありますが、義務は買っているポジションだけで売っているポジションは非公開です。

つまり、アクティブファンドへの投資は構成銘柄への投資というよりも、レオス・キャピタルワークスという委託会社、ひいてはファンドマネージャーへの信頼が不可欠だということです。まさに投資信託ですね。

また、アクティブファンドは性格上、資金をどのような会社になぜ投じたのかも明確に説明してくれます。自分の信託した資金がどんな風に社会に役立っているのかも上手に教えてくれるでしょう。

ちなみにわたしが初めてお小遣いを握りしめておつかいに行った記憶はもうありませんが、あのテレビ番組はいつも感動的ですよね。アクティファンドも似たようなものだと思ってます。

 

 

スポンサーリンク

インデックスファンドの王者、「VOO」

VOOはS&P500に連動した成果を目指す 上場インデックスファンドです。つまり、VOOの運用方針はS&P500と呼ばれる米国大型株指数とピッタリ同じ動きを目指します。S&P500は世界で数千もある指数の中で、ベンチマークとして多く設定(7兆ドル)され、直接連動する資産(2兆ドル)の対象指数としても最もメジャーな株式指数です。

 

VOOはS&P500とピッタリ連動することを目的としており、実際に市場価格のリターンを確認してもその乖離は総経費率分しかありません。他に費用も発生していないことから非常にクリーンな運用がされていることがわかります。

 

VOOのポートフォリオは?

S&P500です。(注:米国株式の内からS&500を選出するのはSPDJ社です。)

インデックスファンドは指数連動が目的の為、ポートフォリオは限りなく、指数構成と同じになります。だからこそインデックスファンドの良し悪しはその指数(インデックス)との乖離を観察することで判断することが出来ます。

*VOOは指数に対して総経費率程度しか乖離しない凄い奴です。

つまり、インデックスファンドへの投資はあくまで指数への投資であり、投資家にとって自分の投じた資金がどのような会社に役立てられるのかという意識は希薄になりがちです。指数採用された銘柄の株式は間違いなく間接的に保有していますけどね。アクティブファンドに比べ非常にドライな感覚です。

 

スポンサーリンク

アクティブファンドとインデックスファンドの違いとは?

アクティブファンドとは運用方針に共感し、ファンドマネジャーにお金を信託して、一任する運用です。もし、信じられる人物・運用会社に出会うことができれば、それは本当に素晴らしいことだと思います。きっとレポートを読みながら「この会社って素敵だな」って思うことが何度もあると思います。そういう自分の気持を大事にすることも長く運用を継続することの助けになるでしょうね。

一方で、インデックスファンドは文書化され機械的に算出された指数に対して、淡々と連動する事を目指しています。投資家は投資の成果がベンチマークと乖離していないか確認する作業が必要になります。ドライな投資です。

 

アクティブファンドとインデックスファンドのガバナンスの違いから、投資へのスタンスも違うことは投資する前に知っておくべきことかと思います。

 

アクティブファンドの投資スタンス

まず、そのファンドの何に共感したのかを明確にしないといけません。もし、過去の成績にばかり目が行ってしまっていたらちょっとした成績不振で売却しかねません。パートナーのきれいなところばかりを見ていてはちょっとしたことで不信感を募らせてしまうことと同じですね。ひふみシリーズで言えばHPのメッセージにある通り、多少の不振もぐっと我慢し長期的なパートナーを目指したい所です。

セミナーや動画・テレビ等でファンドマネージャーに感銘を受けたならばそのマネージャーが今も担当者でいるかどうかも確認しましょう。もし、担当者が変わってしまって裏切られたような気分を味わってしまうことは避けたいです。それに担当者のチェックをしていればきっと他にも好きな担当者が現れるかもしれません。

 

インデックスファンドのスタンス

インデックスファンドの背景とする十分な資産規模を持っていればベンチマークに対し大きく乖離する心配は少ないです。むしろ、投資家自身が選んだインデックスファンドの組み合わせが重要になります。過度に偏ったポートフォリオになっていませんか?例えば、株式ばかりになっていませんか?通貨の分散は出来ていますか?キャッシュポジションが多すぎたり、少なすぎたりしていませんか?それらを調節するのはポートフォリオを構築する投資家自身です。

まぁ、もっともお前が言うなって話ですけどね。私は今のところは米国株インデックスにしか投資してませんからね。

又、インデックスファンドの採用ルールは明確なだけに意思決定のコストがファンド内で発生していないことはインデックスファンドのメリットとも言えます。つまり、広く分散したインデックスファンドに投資していれば広く成長の果実を得ることが出来る為、低コストでドライに淡々と投資することが出来ます。

 

アクティブファンドに向いた人、インデックスファンドに向いた人

どちらも同時に投資することになんの矛盾もありませんが、あえて線引すればアクティブファンドはファンドマネージャー(ヒト)への信託であり、インデックスファンドは世界経済の成長という事象への投資と言えるかも知れません。

 

では、また。

コメント