ざっくり米国雇用統計

経済レポート

どーも、のぶです。

 

ざっくり雇用統計でざっくり雇用統計を見直してみましょう。投資していれば米国雇用統計を耳にすることも多いと思います。市場に振り回される必要はありませんが、何を話題にしているのかくらいは確認しておいて損はありません。

 

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米国雇用統計とは

巷がざわざわする雇用統計の発表とは、米国の労働省が発表する雇用情勢に絡んだ景気関連の経済指標を公表することです。しかも毎月やってます。資本主義の中心にある米国でどれほど景気が強いのかどうかが、雇用統計を通して確認することが出来ます。

特に重要な指標は「非農業部門就業者数」、「失業率」、「時給推移」です。他にも色々ありますが、様々な指標へのアクセスのしやすさも米国投資環境の優れた特徴であると言えます。

 

非農業部門就業者数について

農業部門を除いた産業で働く雇用者数で前月に対してどれだけ増えたかどうかが景気の強さを示す指標となります。早速、見てみましょう。

非農業部門就業者数

前月比20万人増とかそんなそんな水準で雇用が伸びていますが、たまに10万人を切ったりと結構ボラティリティが大きいです。この5年間は堅調だったので、一時期落ち込んでもその後大きく伸びたりしています。

まぁ、短期でFXやったりしない限りは細かい動きを気にする必要はありません。では長期チャートを見てみましょう。

非農業部門就業者数の長期チャート

80年弱の推移です。こんなデータがぬるっと手に入るんです。アメリカの懐の深さですね。ちなみにグレーがリセッション期間で、この非農業部門の就業者数は景気一致指数と言われています。

一致指数なので過去のリセッション入り直前にはじわじわと雇用が減っていることが視覚的にわかりますね。月に一度ざわつくのもわかります。

それにしてもリーマンショックの経済危機っぷりが際立ちますね。100年に一度が大袈裟でないことがわかります。

 

失業率について

雇用統計ですからね。増減も大事ですが、割合も大事になります。

失業率の5年間チャート

アメリカ人がどんどん仕事を見つけていることがわかりますね。景気が仕事を回すことをよく物語っています。では、これも俯瞰してみましょう。細かいことはあまり気にしても仕方ありません。

失業率の長期チャート

失業率の低さも歴史的な水準です。働きたくても仕事が見つからないアメリカ人が4.1%しかいないのは20年前で、その前は半世紀前になります。就業者推移と同様に失業率もリセッションに入る前に一旦、停滞することがありますね。一致指数なのでタイムリーな変化が見て取れます。

 

平均時給(前年同月比)

時給は消費に直結し、インフレ率の動向を占う上で重要な指標になります。こっちも見てみましょう。まずは5年間チャートです。

時給の5年間推移

毎月前年同月比で2%以上伸びてますね、徐々に伸びている様子が見て取れます。日本の労働者の皆さんは給料が2%増えていますか?

 

平均時給に関しては長くても10年ちょっとしかありませんでしたが、こちらも少しだけ遠くから眺めてみましょう。

失業率推移10年間リーマンショック前はちらっとだけ、3%を超えていることがわかります。インフレと金利高がくるかどうか、イエレン女史はずっと気にしていましたが、彼女は最後まで確認することができませんでした。

私も今後、もっとも重要な指標になるかもしれないと思っています。長期金利はまだ3%にも達していないですからね。

 

米国時給推移ちなみに、このグラフはなんだかわかりますか?なんと、時給の推移です。前年同月比で見ればガクガクしてますが、時給の推移を見ればするする上がってますね。今は26$/hだそうです。高いです。

とても、低インフレに怯えていた経済環境には見えません。日本にいるせいかもしれないですね。

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米国雇用統計の所感

まだまだ、他にも統計情報はありますが、特に重要な指数を紹介させて頂きました。直近の数字は見る機会があっても長期間のチャートはなかなか機会が無いと思います。

雇用統計においては市場の反応に振り回されるのは良くありませんが、全体の流れを把握するくらいにとどめておくのが良いかもしれないですね。

 

では、また。

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