どーも、のぶです。
東証REIT指数に投資できるiシェアーズ Jリート ETFを紹介致します。【1476】iシェアーズ Jリート ETFに投資することで日本の不動産投信市場全体にまるっと投資することができます。
REITとは投資家から集めた資金で不動産へ投資し、賃貸収入や売買益を分配する利回り商品です。1口が小額で複数の不動産へ投資することができて、利回りが高いことから人気が高いです。
不動産投資は不動産と呼ばれる程流動性が乏しい市場ですが、REITであれば上場しているので換金性の高さも人気の理由の一つです。
【1476】iシェアーズ Jリート ETFの概要
コード:1476
名前:iシェアーズ Jリート ETF
インデックス:東証REIT指数
信託報酬:0.16%
商標使用料及びその他:0.045%+貸株料の半分+その他
分配頻度:年4回(2月9日、5月9日、8月9日、11月9日)
小額から不動産に投資できるのは非常に魅力的ですね。ただし、ベンチマークは配当を含まない東証REIT指数なのでベンチマークとの比較はあまり意味はないですね。
東証RIET指数とは
東証REIT指数は、東京証券取引所に上場している不動産投資信託(J-REIT)全銘柄を対象とした時価総額加重型の指数です。
REITは税制上利益の90%を分配することで法人税が課税されない仕組みであることと、投資対象の利益は賃料・土地の売買益であることから比較的高い分配金利回りを実現しています。
不動産投資なのでインフレに強いことも魅力の一つですね。
東証REIT指数のパフォーマンス
これが指数設定以来の月足チャートです。配当を含まないパフォーマンスはパッとしない上に垂直落下が怖いです。1年ぐらいで1/4くらいになっていますね。
もっとインカムや利回りに注目した資料を貼ります。
REIT投資では安定したインカム収益が得られることがわかりますね。国内資産の利回り推移を見ても高い水準で推移していることがわかります。
REIT投資のリスク
REITは良くも悪くも利回り商品であることを忘れてはいけません。しかも、低金利の利益を余すことなく享受できるのがREITの特徴です。
- 低金利による不動産価格の上昇
- 低金利による高レバレッジの高収益
そしてこの特徴は逆の方向にも作用します。つまり、金利が高くなればそこにあったように見えた収益が消失することになりかねません。REITはそんな金利リスクを孕んでいることを忘れないでください。

【1476】iシェアーズ Jリート ETFの所感
REITはインカム収入に向いているかもしれませんが、その値動きは激しいです。短中期で売買する場合には景気循環の終盤であったり、金融の引締め局面で買うようなことは避けたいですね。
ですが、株式とも債券ともゴールドとも値動きが違うREITは有力な分散投資対象であることは間違いありません。
では、また。
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