1566に投資することで現地通貨建ての新興国債券に投資することができます。債券投資は大きく分けて国債投資と社債投資がありますが、1566は米国債とも少しだけ違う投資成果を得ることが出来ます。
新興国債券は他にドルで発行されたドル建て国債もありますが、1566の投資対象である現地通貨建ての新興国債券の特徴はその価格変動リスクが「発行元の信用リスク」と「発行国の為替リスク」です。債券投資の中でも特にリスクが大きいことに気をつけて下さい。

【1566】上場新興国債券インデックスETFの概要
コード:1566
名前:上場新興国債インデックス
利回り:6.08%(2018/5/25時点)
信託報酬:0.45%
その他費用:0.1%+株貸料の50%
運用会社:日興アセット・マネジメント
このインデックスは新興市場国債(自国通貨建て)の総合投資収益を時価総額比率で加重平均した指数です。時価総額加重でウェート付けを行うことでリスクの高い新興国債券全体に分散投資を行うことができます。また、国毎に上限10%が設定されていることもリスク分散に寄与していますね。1566は現地通貨建て新興国債券にまるっと投資するに適したETFです。
ですがやはり、新興国のカントリーリスクと新興国の為替リスクをダブルで持っている為、債券クラスの割には非常に上下の幅が大きいです。
【1566】上場新興国債券インデックスETFの直近株価推移
上場新興国債インデックスETFのパフォーマンス
分配金利回りが6%を超え、奇数月に分配金の払い出しがありますが、その利回り以上に価格が推移します。当然ですね。

上場新興国債券インデックスの国別構成比率
【1566】上場新興国債券ETFの所感
この1566に投資することで最もリスクの高い新興国債券に対して分散した投資ができます。1566から得られる高い分配金利回りは魅力的ですね。1566は新興国のインフレ率や成長率などにより新興国通過そのもの価格もビュンビュン動きます。その上で国の信用力が劣化すれば新興国債券は倍速ビュンビュンです。
ぜひ、キャピタルゲインも狙ってみたい投資対象ですね。

コメント
配当金生活がしたいのなら、この1566だけで十分と思える私が居ます。
・・・まぁ新興国債券に集中投資は怖いですがw
ここ数年は安定してますね。最近は通貨危機はもう無いみたいなことも聞いたことありますが、新興国だからこそ脆弱性があって怖いんですよね。配当金生活であれば事足りるかもしれませんが、生活の礎が新興国債券だと考えると不安になりますw
なんだかんだでこれを20口保有しています。
最近下落気味でまた食指が・・・・・・・
配当金ってなんでこんなに甘美なんでしょうか・・・・
このごろは
配当利回り(予想&実績)、配当性向(80%以下)、経常利益(前期比)
でスクリーニングをかけて配当利回りが高いものを機械的に買う方向になっています。
(REITは別枠で。このスクリーニングで一番目立つ落とし穴ってなんでしょうか?)
配当金に関しては色々議論がありますが、私には一番合ってしまっています。
配当利回りでスクリーニングをかけると配当株が中心となり、似たような株ばかりになることが懸念されます。状況はわかりませんが今でも一番合っていると思えるならば良いのではないでしょうか。落とし穴は分散に関してと投資パフォーマンスが悪い時期に投資手法を乗り換えてしまいがちなことや、買い増しが必要な時期に実行し辛いことだと思います。
配当金の議論に関しては経営者がより有意な投資先を株主に委ねていると考えれば良いんじゃないかなと私は考えています。
ありがとうございます。参考になります。
やはりルールを作ってそのとおりに動く・・が一番難しいですね。
株式投資は良く出来ていますよねw
ベストな投資機会に誰もが飛びつけないからこそ大底なんですよねー。