【1651】TOPIX高配当40指数ETFに投資することで日本株の内、超大型優良高配当株に対して40銘柄の分散投資を実施することができます。もしかしたら、数ある日本の高配当株ETFの中でも最も高配当株としての特徴が大きいかもしれません。
為替リスクや税制の不利が無いのは日本株です。この【1651】TOPIX高配当40指数ETFに投資することで個別リスクを排したインカムを得ることができるでしょう。
【1651】TOPIX高配当40指数ETFの概要
コード 1651
名前 TOPIX高配当40指数ETF
インデックス名 TOPIX高配当40指数
経費率 0.19%+貸株料の半分
利回り 1.45%(まだ半年分の実績しかありません)
ウェイト方式 浮動調整時価総額加重
米国ETFに比べると時価総額加重ということを考えれば経費率も高く感じますが、日本株の高配当ファクターに対するエクスポージャーを得ることができるのであれば十分に安いと思います。
一応は日本株高配当ETFの最安経費ですからね。
【1651】TOPIX高配当40指数ETFのパフォーマンス
TOPIX高配当40指数ETFの構築メソドロジー
- TOPIX100の算出対象を母集団とする。
- 実績分配金利回りが相対的に高い40銘柄で構成される。
- リバランスは年に1回。
- 構成比率は5%が上限。
TOPIX100は時価総額が大きく、流動性も高い銘柄です。時価総額が多ければ優良というわけではありませんが一つの尺度になりますね。

TOPIX高配当40指数ETFの保有銘柄及びセクター構成
さすがに大型株ですから見覚えのある企業ばかりですね。これらの企業に時価総額比重で投資することができます。もし、株価が上昇し時価総額がさらに伸びて、利回りが低下したら組入から除外され、他の大型株で利回りの高い銘柄が組み入られます。
セクター構成見れば日本らしさが溢れていますね。今後はどのように変化していくのかが楽しみです。最新の構成銘柄はこちらの公式レポートでご確認下さい。
【1651】TOPIX高配当40指数ETFの競合ETF
このTOPIX高配当40指数はシンプルな高配当大型株のインデックスに投資することができますが、競合するETFは1478とか1577とか1489とか、もしかした1494も競合するかもですね。
ですが、この1651が最もシンプルな高配当ETFだと思っています。余計な除外条件もなく、銘柄数も少ないですからね。


日本の高配当ETFは当金額加重とか配当利回り加重とか時価総額加重もあれば、配当貴族もあって、バラエティーに富んでいますね。
【1651】TOPIX高配当40指数ETFの所感
最もシンプルな日本株高配当ETFがようやく出てきました。低金利になってから設定されたのでは遅い気もしますがまた選択肢が増えましたね。金利高の中で高配当株が売られまくったとしても、じっくり買いまして株数を増やすことが大事です。個別リスクを排したETFであれば誰でも実践することができますね。
1651はダウの犬戦略に代表される、利回り基準での割安株投資を実践し、高水準のインカムを得ながらキャピタルゲインを期待することが出来ます。
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