どーも、のぶです。
今日はAGGY-ウィズダムツリー 米国債券ファンド(利回り強化型)を紹介させて頂きます。利回り強化型とわざわざ謳うのは一体何を意味しているのでしょうか?ウィズダムツリーは個性的な債券ETFが揃っていますので個人的には楽しみです。
米国債への投資では実効デュレーションの金利に対する感応度と利回りの高さでバランスを見てみましょう。
AGGY-ウィズダムツリー 米国債券ファンド(利回り強化型)の概要
ティッカー:AGGY
名前:ウィズダムツリー 米国債券ファンド(利回り強化型)
経費率:0.12%
利回り:2.72%
実効デュレーション:6.87年
パッと見は実効デュレーションの低さの割に利回りが高そうですね。他の債券ETFと比較してみましょう。
ティッカー | 投資対象 | 利回り | デュレーション |
AGGY | 米国債券 | 2.72 | 6.87 |
IEF | 米国債券7-10年 | 1.76 | 7.5 |
LQD | 米国適格社債 | 3.32 | 8.26 |
AGG | 米国総合債券 | 2.68 | 5.64 |
どうやら。米国総合債券と金利に対するリスクと利回りの高さは近しいものがありますね。

AGGY-ウィズダムツリー 米国債券ファンド(利回り強化型)の内容
内容もAGGと似てますね。
いろんな債券があります。
AGGY-ウィズダムツリー 米国債券ファンド(利回り強化型)のパフォーマンス
AGGYとAGGの1年間チャート
金利は大きく上下した期間でしたが、AGGとAGGYも似た値動きをしています。若干、株価のパフォーマンスもよく利回りが高い為、AGGYが優れたパフォーマンスを示しています。
一方で、デュレーションが高いAGGYはAGGよりも高値も安値も大きい為、値動きが大きいことも確認できました。
AGGYとAGGの6か月間チャート
結果は前の1年間と同じですね。
AGGYは値動きが大きくAGGよりもリスクは高いですが、リターンが高い結果となっています。
AGGYと10年国債の2年間チャート
念の為長期金利とも比べてみました。金利と逆相関の動きですね。AGG,BNDの総合債券と並び株式と比べて低リスクでそこそこの利回りが確保できる商品のようです。
さいごに
バンガードの「BND」とブラックロックの「AGG」に並ぶ総合債券として「AGGY」も加えてみるのはいかがでしょうか。総合債券シリーズの中では最も利回りが高いタイプとなります。
特に最近の高値更新する米国株が買えないのであれば債券を積み立てるのはアリだと思いますよ。もしかしたら、来月はもっと高くなっているかもしれませんからね。
では、また。
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