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米国大型株配当ETF-DLN(SP500の対抗ETFとなるか!?)

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どーも、のぶです。

今回ご紹介するETFはDLNです。
ウィズダムツリーが運用する配当に着目したETFです。

よく勘違いされる方もいらっしゃいますが、このDLNはあくまで配当に着目したアプローチをとった配当ETFです。高配当ETFとは根本的に設計思想が異なります。

米国での配当に関する考え方は非常にわかりやすいです。市場シェアを奪う、もしくは創出することに投資する必要がなくなった成熟企業が配当を徐々に出すようになります。この配当金支払の大きさそのものを基準にしたのがウィズダムツリーでこの配当ETF-DLNなんです。

ウィズダムツリーの高配当ETFをご要望の方はDHSをご参照下さい。
別記事にて取り上げております。

高配当ETF-DHS(シーゲル博士がアドバイスするインカムの源泉!)
シーゲル博士監修のETFの一つがDHSです。配当支払いの高い企業で配当が多い程多く組み込まれたまさにインカムの源泉となり得るETFです。今まで、チェックされていなかった方もぜひどうぞ。

もちろん、無配企業に価値が無い訳ではなく、誰もが想像もできないような新たなマーケット、技術革新を創出することで莫大な利益を得る企業ももちろんあります。どっちに投資するのもそれは投資家の自由です。



DLNの概要

ティッカー   DLN

名前      WisdomTree LargeCap Dividend ETF

利回り     2.5%

経費率(net)         0.28%

beta                   0.93

net asset            2B

ベンチマーク  ウィズダムツリー米国大型株配当インデックス

資産規模が少ないですよねー。
もっと人気が出ないかなー?

配当加重ETFの為、若干経費率は高めです。

DLNの貸し株金利について

2017/7/17時点でSBIの貸株金利は1.5%です。
なんでこんなに高いんですかね?w
そんなに空売りしたい人がいるのでしょうか?

通常時で0.3~0.5%ぐらいかと思います。
ただし、NISAでは貸株金利が発生しないので気をつけて下さい。

ウィズダムツリー米国大型株配当インデックス

このインデックスは、ファンダメンタル加重指数で、有配企業の時価総額上位300銘柄の大企業により構成されています。直近に公表された1株当たりの配当額を基準として、各構成会社が翌年に支払うことが予想される現金配当総額の比例割合を反映させるために、年に一度、配当額でウェイト付けされます。

ざっくり言い換えると米国市場で配当を支払う時価総額の大きな企業に投資をすることができます。ウィズダムツリーは株式市場は常に合理的な値付けがされていることを前提とせずに、支払うことができる配当金の総額に着目している為、私にとって非常に興味深いです。

DLNの採用銘柄(銘柄数:約300)

  1. AAPL   3.83%
  2. MSFT   3.36%
  3. XOM    2.81%
  4. T         2.80%
  5. JNJ       2.56%
  6. PM       2.09%
  7. VZ       2.04%
  8. PFE      1.92%
  9. PG       1.84%
  10. WFC     1.84%

気になったので今回は列記してみました。
上位10銘柄で25%ぐらいです。案外分散されています。

それと上位二つがテクノロジーなんですね。
改めて時代の変遷を勝手に感じてしまいましたw

DLNのパフォーマンス


SP500と比較すると若干成績が悪いです。

DLNの競合ETF

DLNの競合ETFはSP500です。SPY・IVV・VOOですね。DLNは米国有配大型企業のパフォーマンスを測定することでSP500を超えるパフォーマンスを目指しています。ですが、直近のパフォーマンスでは残念ながらDLNはSP500を劣後してしまっています。

「SPY」,「IVV」,「VOO」-株式のメジャーベンチマーク。他の指数は所詮マイナー。
何に投資して良いのかわからない。では世界でスタンダードな株式指標は何でしょうか?それがSP500なのです。「SPY」「IVV」「VOO」こそ世界で最も注目されている指数に連動します。

DLNを擁護してみます。

では、SP500グロース(成長)株とSP500バリュー(割安)株のトータルリターンを比較した過去10年間の実績をご覧下さい。

米国大型株ではグロース株の圧勝ですね。これはリーマンショック後の市場は成長株の独壇場であったことを示します。低金利政策の影響かもしれませんね。

ここで言いたかったことはそもそも、過去10年間では成長企業が優勢であったことです。

過去10年間のグロース株が優位だった市場を踏まえた上で上記グラフをご覧下さい。少し、印象は変わりませんか?ハンディキャップは小さくなかったはずですが健闘していますね。

DLNの擁護が出来るのはせいぜいここまでですw
今後も成長株優位の市場が続く可能性もあります。今後30年間高インフレの社会は来ないのかもしれません。そうなった場合は過去10年の歴史をこれからも繰り返す可能性が高いことを否定できませんね。

DLNの所感

ウィズダムツリーの提唱する配当加重は私にとって大変興味深いものでした。ですが、資産額の低さやリーマンショック以前からの比較を見ると大変残念な結果となってしまっています。ですが、投資の世界では今後も同じパフォーマンスとなるのかはわかりません。なぜならば経済環境は常に変化し、それに応じて企業活動も変化をするからです。

リーマンショック以降で大きく変わったことが2つあります。一つは金利です。そして二つ目は企業が支払う配当金が驚くほど増えていることです。今後、配当に着目したウィズダムツリーのETFがどうなるか楽しみです。

では、また。

米国大型有配株ETF-DLNの株価・配当・増配率の推移(2017/9)
米国大型有配ETF-DLNの株価・配当・増配率推移です。微増です。