ELDに投資することで新興国の現地通貨建て債券に投資することが出来ます。ウィズダムツリーはスマートベータ投資に特化した運用会社ですが、ELDは珍しくアクティブ運用の債券ETFです。つまり、ルールブックに基づく運用ではないってことですね。
ELDは新興国の高金利通貨と高利回りの債券で高水準のインカムゲインと、またキャピタルゲインも追求することで高いトータルリターンを目指しています。株式運用のアクティブ運用はともかく、債券のアクティブ運用はその優位性が高いと言われています。「債券は違う」ようなのです。
とはいえ、新興国の現地通貨建てに特化したETFなので使いどころには気をつけたいところですね。
【ELD】ウィズダムツリー 新興国現地通貨建債券ファンドの概要
ティッカー ELD
名前 ウィズダムツリー 新興国現地通貨建債券ファンド
さすがに利回り・BETAが高く、国債が多いとはいえ格付けは低く、デュレーションも短いです。債券の中でも長期金利に直接的に影響を受けない現地通貨建ての特徴が掴めますね。アクティブ運用としても経費率は低い印象を受けます。まぁ、インデックスに対する優位性がどれだけあるか確認しないといけないですけどね。
【ELD】ウィズダムツリー 新興国現地通貨建債券ファンドの直近株価推移
【ELD】ウィズダムツリー 新興国現地通貨建債券ファンドのパフォーマンス
LEMBの設定来とパフォーマンスを比較してみましょう。
微妙ですねー。過去のパフォーマンスではパッと評価はできません。だからとはいえ、保有する債券の分析は株式と同じくらい難しいものになりそうですよね。選定基準は利回りとか、格付けとかですかね。まぁ、アクティブETFを無理に選ぶ必要はありません。

【ELD】ウィズダムツリー 新興国現地通貨建債券ファンドが保有する債券について
ちなみにELDはショートも行っており、内容に関してはちょっとよくわかりませんw
【ELD】ウィズダムツリー 新興国現地通貨建債券ファンドの所感
現地通貨建て新興国債券ETFへの投資方法は3つあり、国内ETFの1566、LEMB、このELDです。いずれも異なるインデックス、またはアクティブ運用の為、経費率以上に内容に目を向けないといけません。ですが、特にこのELDの独自性というか、特有の特徴を掴むのは難しそうですね。保有する債券も異なるのですが、どのような成果の違いがあるのかがピンとこないです。誰か教えて下さいw



コメント
個人的には、国内の1566が好きですね。
1566は韓国が1割弱入っているのが最大の欠点だと思っています。
あそこは・・・リスクが高すぎる気がしています。
私はどっちが良いのかの評価は未だに下せていませんw

円高か、ドル高かで決めようと思います。円建てのリターンは変わりませんが高い通貨を売ろうと思います。
韓国のリスクは申し訳ありませんがわからないです。直近の金利は低下していたみたいですね。