【HDVの紹介】米国高配当ETFは高利回りな特濃バリューETF

HDV 高配当株式ETF

高配当戦略にピッタリな高配当ETFがあります。また、素人投資家戦略にもピッタリなのも高配当ETFでした。今回はそのうちの一つであるETFのHDVを紹介致します。

HDVを保有することで利益の質と財務の健全性が高く、同時に、持続的に平均以上の配当を支払うことができるへ投資することができます。本来は持続的な競争力があるが一時的に株価が下がり高利回りとなっている企業に投資することが出来ます。

だから、特濃バリューETFとも言えますね。

高配当ETF-HDVの概要

ティッカー  HDV

名前     iShares Core High Dividend

ベンチマーク モーニングスター配当フォーカス指数

HDVの基本情報

配当加重のスマートベータですが、経費率もスプレッドも低く人気の高さが伺えます。

HDVの直近パフォーマンス

finviz dynamic chart for  hdv

HDV-米国高配当ETFの上位保有銘柄

HDV 上位保有銘柄
HDVの保有銘柄

個人投資家に人気のある企業ばかりです。HDVは四半期に一度の採用銘柄の見直しがあり、利回りが低下し株価が上昇すればすぐに除外されます。新鮮な割安高配当銘柄に投資し、高い水準のインカムを得ることができますね。

モーニングスター配当フォーカス指数とは

モーニングスター配当フォーカス指数は、米国株式市場の発行株式時価総額97%をカバーするモーニングスター米国株式指数の構成銘柄から、利回りが高い銘柄から利益の質と財務の健全性が高く、同時に、持続的に平均以上の配当を支払うことができる、75銘柄の安定企業から構成されています。ウェイトについては配当を支払うことを可能とする資金余力から構成比を決定します。

構成銘柄の採用基準

  1. 配当は優遇税制適格インカムとみなされるものに限定します。つまりREITは含みません。
  2. 利益の質と財務の健全性について
    • モーニングスターの評価に基づき、平均以上の利益を上げ、配当を維持することを期待し、モートを有することと不確実性が高くないと評価されていること。
    • モーニングスターの評価に基づき、「デフォルトからの距離」を測ることで財務健全性を識別し、セクター内の上位50%以内であると評価されていること。
  3. 上記1.2を満たし、配当利回りの高い順に75社であること。

上記の基準を満たす銘柄がモーニングスター配当指数の構成銘柄となります。

エコノミックモートとは企業のビジネス構造、独自性などを城塞のモート(濠)の幅に例えて、企業の持続的な競争力の評価を示します。つまり、HDVの構成銘柄は競争力が高くデフォルト懸念が低い高配当銘柄か、もしくは、デフォルト懸念がとても低い高配当企業で構成されています。

モーニングスター・エコノミックモートについて

自由主義経済では、資本はもっとも収益率の高い所へ流れていきます。企業が優れた製品やサービスを開発しても、それが競争力によってその優位性を減少させるのはあっという間です。モーニングスターは事業が有するモートを2つの要件で判断します。

  • 平均以上の資本収益率を獲得する見込みがあること
  • この収益率が急激に悪化することを防ぐ競争力を有すること
モートについて

具体的に言えば、モーニングスターは堀を有していれば、少なくとも事業を10年以上継続できると評価しているということです。

「デフォルトまでの距離」

デフォルトまでの距離は株価と財務情報からデフォルト予想を算出しています。the Black-Scholes-Merton equationを使っているようです。

構成銘柄のウェイト付け

本指数は、配当利回りを最大化することを目的として、企業規模とともに資金余力(配当力)に着目しております。構成銘柄数は75ですので個別銘柄数としては十分な銘柄数です。銘柄数が多すぎれば競争力や配当余力に着目する意味が薄れてしまいますからね。なお、1銘柄当たりの構成率上限は10%とし、構成比率5%を占める銘柄が全体の50%を超過しないこととします。

構成比率のリバランスと見直しについて

HDVは指数構成銘柄に従い四半期毎にリバランスを実施します。HDVは回転比率が高いですが、ETFの特性としてETF内でのキャプタルゲイン税が発生しない為、回転率に伴うロスは無いと考えています。

HDVの株価指標と成長率

HDVとVOOの株価指標と成長率

HDVは高配当企業で構成されているはずですが、株価はVOO並みに高く評価されています。そして、配当支払いの継続性に注目しているだけあり、収益の成長率とキャッシュフローの成長率もかなり高いです。利益の質と財務の健全性が高く、同時に、持続的に平均以上の配当を支払うことができる企業で構成していることがわかります。

きっと、株価指標と成長率だけを見せられてもなんのETFかわからないでしょうね。

高配当ETF-HDVから得られるエクスポージャー

HDVの構成銘柄はエコノミックモートを有している、もしくは破綻懸念が少ないにも関わらず、高配当利回りとなっている企業です。きっと何らかの事情を抱えて人気が離散してしまっていることから高配当化していることが考えられます。しかも、四半期ごとに新鮮な不人気銘柄を取り入れているので、このETFは強力な特濃バリューファクターを有していることになります。

HDVを保有することで大型優良株の内、人気が無く割安に放置されてしまった銘柄群へまるっと投資することができるバリューETFと言えるでしょう。

人気がないセクターは時代により変わります。原油セクターだったり、金融セクターだったり、経済状況によっても変わるでしょう。そんなことも気にせずその時代の不人気な銘柄に投資することがこのHDVに投資する本懐となります。

高配当ETF-HDVに関する所感

素人投資家が高配当戦略で挑むのであれば絶対に外せないETFになると思います。1万円ぐらいからの少額からも投資することが出来て、程良い分散も出来ていて、競争力のある企業に投資が出来て、デフォルト懸念が少ない企業に投資出来て、文句はありませんね。ですが、個別銘柄で最適解を追うような楽しさはありませんね、あくまで資産運用のツールとして優れていると思います。

このETFは高配当銘柄の特徴が特に強く、バリュー色が非常に濃いです。グロース株が相場をけん引するような株高局面では置いてけぼり感があると思います。しかし、超大型優良株の割安高配当銘柄ばかりに長期投資することは決して悪くない選択肢となるはずです。

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