【MBBの紹介】iシェアーズ 米国 MBS ETFの特性はまるで夢のような債券

その他債券ETF

MBBに投資することで米国政府機関が発行、もしくは保証する投資適格モーゲージ・パススルー証券で構成される指数に連動した成果を得ることが出来ます。

モーゲージ債券って債券としては夢のような債券なんです。詳しく見てみましょう。 

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モーゲージ債券とは

そもそも債券とは借金を証券化したものです。国の借金が国債、企業の借金が社債です。そしてモーゲージ債とは住宅ローンを証券化した債券です。

銀行が債権を金融会社に売却し債券にするんです。

金融工学と悪辣さによりサブプライムショックは発生しましたが、MBBは政府系の金融機関が元利金を保障している為、信用力は非常に高いものです。とは言え、サブプライムショックの悪質性は、サブプライムローンに対して高い格付を付けたことでした。

格付を盲信するのは避けるべきですか、個人投資家が判断するのは難しいかもしれないですね。。

モーゲージ債の特徴

  1. 利回りが高い
  2. 金利環境により、デュレーションが変動すること

利回りが高いのに金利リスクが低い特徴を有するモーゲージ債は夢のような債券だと思いませんか?

1.利回りが高いこと

住宅ローンなので期限前に繰上げ返済があった場合、想定よりも利子収入が減ってしまう可能性もあることから、追加利回りが発生します。減ることも想定するから最初から高いわけです。

借りる側は利子減らしたいですからね。

 

2.金利環境により、デュレーションが変動すること

ローンは利子を元本ごと返済していく為、返済期間中にローンを返済するほど長期金利に影響を受ける元本が減額し、デュレーションが短くなります。

そして、金利が低下することでローンの借り換えが進み、デュレーションが短くなり、金利が上昇することでゆっくり返済するのでデュレーションが長期化します。ちなみにこの性質は通常の債券と逆です。

また、デュレーションがそもそも小さく、金利リスクが小さいことも通常の債券と異なる特徴を有しています。  

 

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【MBB】iシェアーズ 米国 MBS ETFの概要

ティッカー    MBB

名前       iシェアーズ 米国 MBS ETF

ベンチマーク   ブルームバーグ・バークレイズ米国MBS

経費率      0.09%

利回り                   2.95%

デュレーション       4.07

純資産総額    11B$

 

総合債券ETFであるAGGよりもデュレーションが低く(5.8)、利回りが高い(2.81%)ことが最大の特徴です。純資産も100億$を超えており、メジャーな投資対象です。

 

【MBB】iシェアーズ 米国 MBS ETFのパフォーマンス

MBBのパフォーマンス

MBBのパフォーマンス

リスクが低く、国債の利回りを手軽に取りに行ける債券の一つです。

 

【MBB】iシェアーズ 米国 MBS ETFのリスク・リターン(10年間)

 MBBAGG
標準偏差2.553.3
リターン3.53.9
シャープレシオ1.231.07
ソルティノレシオ2.461.98

MBBはAGGに比べリターンは劣りますが、リスク・リターンのバランスに優れています。債券なのに金利リスクが小さく、リターンが優れていることからこのような結果をもたらしています。

【AGG・BND・SPABの紹介】米国総合債券ETFが最も普通の総合債券ETF
AGG,BND,SPABは米国総合債券にまるっと投資できるETFです。円建てでは投資出来ない様々な投資適格債券に対して分散して投資ができることが最大のメリットです。
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【MBB】iシェアーズ 米国 MBS ETFの所感

金利リスクが低い上に利回りが国債よりも高い、そんな夢のような債券がモーゲージ債であり、MBBでした。以前に保障が無いモーゲージ債が暴走していましたが許してくださいね。保障のあるMBBは安心です。

MBBはそもそもデュレーションが低いことから金利上昇局面に強い債券の一つです。

ちなみにAGGやBNDなどの総合債券にはこのモーゲージ債が20%ほど含まれています。国債や社債単体と比べて優れたリスク・リターンだったのはこのモーゲージ債の寄与が大きいかもしれませんね。

 

ローンを借りてばっかりの方も人のローンで国債の上乗せ利回りを得ることができるMBBはまた違う魅力があると思いませんか?

 

では、また。

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