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米国高配当貴族株式ETF-SDY(連続増配の永久保有銘柄群にまるっと投資!)

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どーも、のぶです。

今回ご紹介するETFはSDYです。
ステートストリートが運用する連続増配に着目したETFです。

このSDYは日本ではすごく地味です。私はもっと評価されるべきだと思います。これは私の勝手な想像ですが、インデックス投資においてインデックスの内容や特徴を考慮する前に経費率やセクター割合でETFを判断してしまっていることが原因ではないかと思っています。
せっかくこの記事をご覧になった方は先入観無しにもう一度評価の機会をこのSDYに与えて頂けるようにお願い致します。

そしてミスリードの原因にもなったのは米国高配当株式の通称です。
本来はSP高配当貴族ETFと名付けるべきです。

何故ならば、このETFの連動するインデックスは「S&P高配当貴族指数」だからです。



SDYの概要

ティッカー   SDY

名前      SPDR S&P Dividend ETF

利回り     2.49%

経費率(net)         0.35%

beta                   0.88

net asset            15B

ベンチマーク  S&P ハイ・イールド・ディビデンド・アリストクラッツTM指数
        (S&P高配当貴族指数)

うむ。経費が高めですね。
その説明は後ほどです。

S&P ハイ・イールド・ディビデンド・アリストクラッツTM指数

このインデックスは、S&Pコンポジット1500の構成銘柄から以下の条件で採用されます。

  • 20年以上毎年必ず増配する方針に従っている銘柄
  • 上記条件の内、配当利回りが上位60銘柄
  • ウェート付けは配当加重型
  • 最大ウェイトは4%
  • 時価総額が5億$以上、かつ3か月間の1日平均売買金額は500万$以上の銘柄
  • リバランスは毎年1月

つまり、最大のスクリーニングは増配年数です。高配当ではなく連続増配が主眼です。そして、配当加重型の為、連続増配年数が多い程採用比率も高まる傾向があります。私は非常に面白い組み合わせだと思います。しかし、経費率を犠牲にしています。わずか、0.35%だと思いますけどね。

時価総額加重型ETFと配当加重型ETFの採用比率と経費率について
ETFの経費率は採用銘柄のウェート付けの方式で大きく変わります。時価総額加重型ETFと配当加重型ETFがなぜ経費率に差が出るかご存知ですか?

これらのインデックスとしての特徴からSDYはインカムゲインとキャピタルゲインの二兎を追うことを目指しています。本当はS&P500配当貴族指数に投資したい所ですが、国内の環境では投資信託でしか投資出来ません。S&P500配当貴族指数は大型株のみが対象ですが、SDYは大型・中型・小型も全て採用対象です。SDYがS&P500配当貴族指数の劣化版だと言い切ることができますか?なお、SDYとS&P500配当貴族指数の元指数の違いはVTIとVOOの違いです。

SDYの組み入れ銘柄

ちなみに不動産関係も混じってます。
株式ETFでは珍しいですよね。

SDYのセクター構成

特にSDYのように増配年数で採用していればセクター構成の考察は必要ありません。なぜならば、どんなセクターであっても20年間増配することが出来た企業のみが採用されているからです。もちろん、採用から外れるケースはありますが、20年の実績はそんじょそこらのファンダメンタル分析に負けない説得力があるはずです。

SDYのパフォーマンス

  • VOOの10年間リターン:7.46%
  • SDYの10年間リターン:7.97%

ご覧の通り、SDYが見事VOOを上回っています。
今後は知りませんけどね。

SDYの所感

さて、SDYについてご紹介させて頂きましたが如何でしたか?
高配当ETFの割に配当利回りが低いとか、経費率が高いということで敬遠されていませんでしたか?SDYのインデックスを確認してみれば実は中身は連続増配ETFでした。

SDYは連続増配20年と配当加重型が特徴です。その結果、企業規模ではなく増配年数が多く配当支払いが大きい企業ほど多く採用できる傾向があることが最大の強みです。素人投資家が投資する先としてうってつけですね。

素人投資家戦略
長期・分散・積立を堅実に実行することが素人投資家の必勝法です。ですが、短期的な目標を諦めることと、長期運用で時間をかけることは本当に難しいことです。素人投資でおすすめできる投資戦略は3つです。

再び掲げますが、近年の企業の配当の金額はずば抜けて巨額になっています。それは今後の株価にどのような影響を与えるのでしょうか。

連続増配ETF-VIG(10年以上の実績を持つテッパン銘柄群!!!)
VIGのETF紹介です。10年以上連続増配実績を持つ企業群をまるっと買えるETFです。配当を出し始めて10年経ったら準配当株として株価と配当の両方の伸びを享受出来るかもしれませんね。

連続増配株投資の投資先として私はコア投資先にSDYを選定しています。

連続増配企業への投資-これぞ株式投資の王道
王道投資方法の一つに連続増配企業への投資があります。20年も30年も配当支払いを増やし続けた企業はそれだけで競争力とキャッシュを稼ぐ力を有しており、景気循環にも負けない強さを株主に期待させます。配当の実績が信頼の証となる簡単さも大きなポイントですね。

では、また。

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『米国高配当貴族株式ETF-SDY(連続増配の永久保有銘柄群にまるっと投資!)』へのコメント

  1. 名前:`qw 投稿日:2017/04/17(月) 20:09:06 ID:e65e7c365 返信

    SDYの紹介ありがとうございます。
    主力で投資しているのに、HDVやVYMの紹介ばかりで不安になっていました。
    モーニングスターで10年リターンを見ても素晴らしいと思っていましたが、
    今回の記事で自身が持てました。

    • 名前:素人投資家-のぶ 投稿日:2017/04/17(月) 22:18:08 ID:a9b5a3a7b 返信

      ‘qwさん
      もっと評価されるべきETFだと本当に思っています。過去の実績も素晴らしくインデックスの設定も非常に合理的です。是非、自信を持って下さい。

  2. 名前:`qw 投稿日:2017/07/06(木) 21:54:00 ID:54bd2c363 返信

    のぶ様
    お久しぶりです。相変わらずSDYに凍死しています。
    しかし以前から思っていましたが、SDYの低利回りだと口数の積み増しが難しい。
    確かにモーニングスター10年リターンは非常に優秀ですが、
    あれには配当再投資による口数増加が含まれているか疑問に思うようになりました。
    せめて3%台の利回りがあれば・・・・(´・ω・`)

    のぶ様はこれを見てどう思われますか?

    10年リターンではSDYが勝っていますが、配当利回りではDHSに負けています。
    シーゲル教授の株式投資の未来に載っていた、IBMとスタンダード・オイルの例になってしまっているのではないかと正直不安に思っています。

    • 名前:素人投資家-のぶ 投稿日:2017/07/06(木) 22:38:02 ID:4abbaaeec 返信

      `qw様
      お久しぶりです。
      結論からですが、配当利回りの高さはリターンと関係ありません。シーゲル教授の論旨は不人気の高配当銘柄に辛抱強く投資し、結果的に後に人気化した際に極めて大きなリターンを得るアノマリーがある、というものだったと認識しています。長くオワコンだと思われた不人気の企業が結果的に報われた結果です。不人気だった為に低評価で高利回りだったのですね。
      一方で、SDYのような連続増配ETFは過去の連続増配実績による今後の配当成長の期待と、高利回りの意味する期待値の高さで銘柄選定しています。だからこそ銘柄を入れ替えながらETFとしてキャピタルゲインとインカムゲインの二兎を終えますね。DHSは単純に高配当株で構成されているので配当利回りだけで見ればDHSに軍配が上がります。インカム収入として良いですよね。
      私も含めて将来のことは誰にもわからないことを前提としてお話をすれば、株式投資そのものが世界的に不人気化しない限りはDHSと比べるとSDYがよりリターンが高い気がします。あくまで私見ですから、聞き流してくださいね。
      もし、不安であればS&P500に投資すると良いと思います。なぜならばS&P500は世界の株式資産のベンチマークです。私も、将来必ず買う予定です。

  3. 名前:`qw 投稿日:2017/07/07(金) 08:26:07 ID:2f69beda9 返信

    丁寧な返信ありがとうございます。
    あのあと簡単なシミュレーションをしてみました。
    モーニングスター記載の10年リターンを毎年の株価増加に置き換えて、
    配当を再投資した場合の総額、口数、配当金を見てみました。
    対象はSDY,VYM,DHS,DLN,DVY,VIG。
    意外なことに、時価総額では28年目まではSDY首位、VYM次点。
    それ以降はVYM首位、SDY次点。
    配当金はDHS、VYMの順でした。
    気が付かなかったVYMの優秀さに驚いております。

    • 名前:素人投資家-のぶ 投稿日:2017/07/07(金) 08:46:47 ID:281f4783b 返信

      トータルリターンは配当再投資込みですからそこから更に配当を再投資するのは誤りだと思いますよ。

  4. 名前:`qw 投稿日:2017/07/07(金) 20:27:40 ID:bff4762c5 返信

    なるほど。失念しておりました。
    となると単純に、10年リターンが高いほうが良いということになりますね

    • 名前:素人投資家-のぶ 投稿日:2017/07/08(土) 00:22:12 ID:b379c542f 返信

      まぁ、所詮過去のリターンですけどね。それにVYMが素晴らしいこともまた事実です。

      • 名前:Doc 投稿日:2017/07/20(木) 12:16:15 ID:61b644ea3 返信

        A simple and inelielgtnt point, well made. Thanks!

        • 名前:素人投資家-のぶ 投稿日:2017/07/21(金) 21:53:05 ID:e194c0bf9 返信

          thk!

  5. 名前:`qw 投稿日:2017/08/14(月) 22:21:15 ID:748652758 返信

    そういえばSDY以外にキャピタルも狙っているETFってありますか?
    メジャーなところはMSでパッと調べた感じでは無かった気がします。