今回、ご紹介するETFは「SPY」,「IVV」,「VOO」です。
世界で最も有名な株式指数であるSP500をベンチマークとしています。なんとこの指数をベンチマークとする指数は8兆ドル近くあり、直接連動する資産は2兆ドルを超えています。
地域分散とか、セクター分散とか銘柄分散とか、投資先に困った際にはここに投資すれば間違いことが歴史が証明しています。素人が何も分からずにも投資しても必ず資産形成の一助になるでしょう。

バフェットも言っていました。
誰が大統領になろうとも、アメリカの成長は止まりません。
SPY,IVV,VOOの概要
ティッカー | 株価 | 利回り | 資産残高 | 経費率 | 設立 |
---|---|---|---|---|---|
SPY | 238.42 | 2.00 | 227.39B | 0.09 | 1993年1月 |
IVV | 239.97 | 1.98 | 92.85B | 0.04 | 2000年5月 |
VOO | 218.98 | 1.98 | 292.35B | 0.05 | 2010年9月 |
同じベンチマークなので値動きは同じです。
違うのは経費率と資産残高と運用会社です。
ETFは「コストを外部化」しているメリットにより今後も継続的に経費率が低下することが考えられる為、既に経費率が低い「IVV」もしくは「VOO」に投資することで間違いはなさそうです。

ベンチマークのSP500とは?
S&P500は、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが算出しているアメリカの代表的な株価指数。ニューヨーク証券取引所、NYSE MKT、NASDAQに上場している銘柄から代表的な500銘柄の株価を基に算出される、時価総額加重平均型株価指数である。
S&Pを冠するアメリカの株価指数は、他に以下のものがあるが、S&P 500は特に有名で、機関投資家の運用実績を測定するベンチマークとして利用されている。
引用:wikipedia
wikiからの丸パクリで申し訳ないです。補足するならSP500は、アメリカで上場されている大型株の500社であることです。これが、機関投資家も運用実績のベンチマークとする所以です。
ヘッジファンドや年金運用担当者のアクティブ投資家は平均値であるSP500と成績を競い合うのです。
「SPY」「IVV」「VOO」構成銘柄とセクター割合
SP500への投資においては特に意味が無いので割愛します。
SP500は大型株へのまるっと投資で、時価総額荷重ですから今のアメリカの経済環境の縮図です。時価総額により割合が上下するだけです。そんなことを気にしてSP500に投資する必要はありません。
金融株の上昇があれば金融セクターの割合も上がり、資本財が不調となれば資本財セクターの割合が減少します。
SP500の値動きについて
これは過去20年分の値動きです。
SP500とSPYを重ねました。これだけ長い歴史があってもほとんどブレていないですね。
リーマンショックでは一瞬底ぬけしていますがw
ご覧の通りこれが配当再投資の結果です。
SP500の再配当なし
SP500の再配当あり
30年の長期で見ると素晴らしい結果になりますね。
時間をかけることの価値が最下段の100円投資の大きさに表されています。
もちろん、配当再投資は絶対ですね。複利を活かさねばなりません。
さいごに
銘柄分析とかセクター分析とか面倒だ!って人にぴったりですね。平均値での資産形成で十分な成果を得られます。分散・長期・積立で資産形成を行うにはまさにぴったりの投資対象でしょう。
では、また。

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