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【TLT】iシェアーズ 米国国債 20年超 ETFの紹介

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TLTに投資することで残存期間20年超の米国財務省証券で構成される指数と同等水準の投資成果を得ることが出来ます。日本で誰でも、低経費で米国の長期国債に投資できるなんて素晴らしい投資環境になりました。

特にこのTLTは、米国債ETFの中でも国債投資の特徴が強く出ています。国の借金を証券化した債券に投資することで、景気後退・デフレに対する準備をすることができることが大きな特徴です。

債券投資の本懐
債券投資の基本をまとめました。債券価格の変動要因はご存知ですか?ゴールドとの違いはご存知ですか?債券投資をする際の基本的知識を確認しましょう。



【TLT】iシェアーズ 米国国債 20年超 ETFの概要

ティッカー:TLT

インデックス:ICE U.S. Treasury 20+ Year Bond Index

経費率:0.15%

利回り:2.5%

資産額:8.2B$

デュレーション:17.64

ベータ値:-1.23

引用:ブラックロック TLT

TLTはどの数値を見ても特徴的なETFですね。国債ETFの割に利回りが高く、資産額もそこそこあり、デュレーションが高く、ベータ値がマイナス1を下回っています。まぁ、全部長期国債の特徴なんですけどね。

TLTのポイントは少ない金額でこれだけの濃い政府債券のエクスポージャーを得られることです。債券価格が想定より下がってしまった場合の買い増し対象として魅力的ですね。

金利リスクについては長期金利が1%動くだけでTLTの価格が17.64%も動くので極めて高いです。

【TLT】iシェアーズ 米国国債 20年超 ETFのパフォーマンス

15年間のパフォーマンスで、年率6.7%でした。標準偏差は11%です。これはIVVの標準偏差の10%を超えるので直近3年間の値動きはTLTがより大きかったことを示します。

それだけ、最近は金利がよく動いているってことですね。TLTは値動きの大きさと利回りの高さが最大の特徴ですからね。利回りの高さで安全そうな国債を選ぶだけでは予想していない価格変動に戸惑ってしまうかもしれないので、注意して下さい。

20年物政府債券とRUSSELL3000(全米株式)の比較

2006年1月~2011年1月

インフレ・経済成長に強い株式投資とデフレ・景気後退に強い債券投資の値動きは異なるので、相性の良い値動きが期待できます。今回は20年物政府債券とRUSSELL3000(全米株式)で確認してみましょう。

リーマンショック期間の債券と株式の値動き

青線:20年物政府債券の利回り赤線:RUSSELL3000(全米株式)

グレーが景気後退局面です。青線は利回り推移ですから、利回りが低下することで債券価格は上昇します。見事に株価の下落と利回りの低下=債券上昇が一致していますね。

利回りの下落幅は2.5%です。ただ、利回りの低下する期間が株式よりも短かったことが特徴ですね。

1998年1月~2003年1月

この期間も概ね連動していますね。ですが一回、リセッション期間中に株高・債券安が起きていますが、そこからさらに株価が底を割に行く悪夢のような値動きが発生しています。

ここの利回りの差は最大で2.5%ぐらいですね。

1953年以降の20年物政府債券利回り推移

20年物政府債券利回りの長期推移

途中の期間でデータが途切れていますが最も長いデータです。1981年が債券投資の節目になった利回りの頂点になっています。インフレに苦しんでた時代です。債券投資は最悪の時代でした。

ですが、そこからは今に至るまで債券投資は報われています。これはもちろん株式投資にとっても良いことです。債券と株式を買ってれば勝手にバランスを取ってくれていましたからね。

残念ながら、今の20年物政府債券の利回りは3%もありません。下落余地が全然ないんですよね。過去30年間と同じような成績は期待できないかもしれないです。知らんけど。

【TLT】iシェアーズ 米国国債 20年超 ETFの所感

国債のエクスポージャーを強く得るのに最適なETFの一つです。ただ、強すぎることには注意が必要です。金利はインフレ率に大きな影響を受ける為、インフレ率の行方には注意を払うべきです。

もしかしたら、インフレ率が止まらなくなるかもしれない、また、他の理由でも金利が止まらなくなるかもしれないです。知らんけど。

ちなみに、私はこのETFは組み入れ候補の一つです。もっとデュレーションが大きいのはEDVなのでどちらかになると思います。

超長期米国債ETF-EDVの紹介
超長期米国債にまるっと投資できるETFです。債券としてのリスクは小さくなく、通常の株式と同等の値動きの激しさがあります。ですが、債券としてのより大きな特徴を発揮することが期待できます。これまでの値動きで確認してみましょう。

では、また。

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