【VAW】に投資することで米国の大型株・中型株・小型株に投資することができます。素材株は地味で例えばSP500の中でも時価総額の割合は3%程度しかありません。
ですが、生産・消費に不可欠な素材セクターは決して忘れてはいけません。まさにコモデティ化が進みやすいセクターとも言えますが、製品と同様に素材の技術革新も進んでいますからね。
【VAW】バンガード®・米国素材セクターETFの概要
ティッカー VAW
名前 バンガード®・米国素材セクターETF
ベンチマーク MSCI USインベスタブル・マーケット・素材25/50インデックス
バンガードはいつも安いですね。
【VAW】バンガード®・米国素材セクターETFの保有銘柄
デュポンが20%弱を占めるのも米国素材セクターとして大きな特徴です。話題のモンサントもありますね。
【VAW】バンガード®・米国素材セクターETFのパフォーマンス
VAWの直近パフォーマンス
VTIと比較してみた5年間のパフォーマンス
5年間だとVTIに軍配が上がります。
VTIと比較した14年間パフォーマンス
14年間だとVAWに軍配が上がりますね。
素材株は景気敏感株なだけに株価のジェットコースターが激しいですね。ですが、14年間保有することで市場平均を上回っていることを忘れないで下さい。
【VAW】バンガード®・米国素材セクターETFと経済の季節
【VAW】の得意な季節は「景気が強く、インフレが高進し、金利が高い」ことです。消費・生産の元となる素材セクターですからね。お金がビュンビュン回って、供給が追いつかないような状況が素材セクターの頂点です。
経済成長が進む限りは素材株の躍進は市場平均を超えるでしょう。ただし、景気がポッキリ折れた後はちょっと悲惨なことになりそうですね。

セクターローテーション戦略と4つの経済の季節
セクターローテーション戦略においては是非、経済の季節とセットで考えましょう。今の季節はいつなのか、次の季節はいつなのか?考えるのをやめて分散するか?
【VAW】バンガード®・米国素材セクターETFの所感
正直に言えば、VAWの14年間リターンがVTIを上回ってたなんて驚きました。今が得意な季節だったとしてもです。まぁ、地味なセクターであるからこそのリターンかもしれないですね。
セクター間のバランスを整えることでこのようなリターンも余さず得ることができるようになります。個別株中心のポートフォリオの補完にいかがでしょうか。
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