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【VCLT】米国長期社債ETFの紹介(高利回りな優良社債ETF)

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VCLTに投資することで米国優良企業の長期社債に投資することが出来ます。投資適格な社債なので信用力が高く、償還までの期限が長いことが特徴である長期社債は高利回りを実現しています。

債券を利回りだけで選んでは期待する役割を果たさないかもしれないことに注意が必要です。利回りの高さから注目されることが多いですが、内容について確認していきましょう。



【VCLT】米国長期社債ETFの概要

ティッカー:VCLT

名前:バンガード米国長期社債ETF

ベンチマーク:ブルームバーグ・バークレイズ 米国社債(10年超)インデックス

経費率:0.07%

利回り:4.09% (2017/12/18 yahoo)

デュレーション:14.1

平均残存期間:23.7年

なんと、米国の長期社債のインデックスに投資するのに経費率が0.07%しかかかりません。ちょっと世の中便利すぎじゃないですかね。この低燃費で長期優良社債への分散が可能になるのは脱帽です。

長期債券の特徴は4%を超える利回りの高さと、デュレーションの大きさです。VCLTは14.1なので米国長期金利が1%上昇すると価格が14.1%下がる可能性があることを示しています。償還までの期間が長く、金利の影響を長く受ける為、金利リスクが大きくなります。

【VCLT】米国長期社債ETFのパフォーマンス

VCLTとBNDのパフォーマンス

VCLTのパフォーマンス

青線:VCLT黄線:BND(総合債券)

総合債券であるBNDと比較すれば値動きが大きいことがわかりますね。ですが、リターンも大きいです。償還期限が長くより大きな金利リスクを引き受けたVCLTのリターンが良くなっています。ですが、これは企業にとって良い経済環境が続いた結果であり、もし、景気後退があれば結果が逆であった可能性があったことは投資する前に知っておくべきことです。

企業の発行する債券に投資する以上は景気に対する順張り投資と心得ましょう。

長期社債投資のリスク

そもそも社債投資とは国債投資に会社の信用プレミアム(利回り)を乗っけた投資です。一般的に景気が過熱し、金利が上昇しても会社の信用力が向上すれば社債価格は上昇し、投資家は利益を得ることができます。企業の経営環境が良くなる程、社債投資のリターンが得られるということです。

景気後退をヘッジする為に投資する国債投資と社債投資は区別をしなければいけません。利回りだけで債券を選んでは意図しないポートフォリオになる可能性があります。景気後退に対するエクスポージャーはしっかりと国債で得るようにしましょう。

長期社債のリスクを知る為に20年物投資適格社債と10年物国債の利回り長期チャートをご覧下さい。

長期社債と長期金利の利回り推移

これは利回り推移です。なので利回りが上がれば債券価格は下落し、利回りが下がれば債券価格が上昇することに注意して下さい。そしてグレー部分が景気後退局面です。

青線の長期社債はグレー部で利回りが上昇するケースが多く、赤線の長期国債はグレー部で漏れなく利回りが下落していたことがわかります。何度も繰り返しますが、社債投資と国債投資では期待役割が違うことに注意して下さい。

そして、会社の信用リスクが低下するリセッションこそが社債投資において欲の皮が突っ張ったタイミングになります。残念ながらVCLTは2009年末の設定なのでリセッション終了後の値動きしかわかりませんけどね。

ですが、上図を見れば投資適格長期社債利回りの上昇を見れば暴落していることは間違いありません。

もし、ここまでアクロバティックな動きを求めていなくて、同じ社債ETFを探しているならば、中期社債ETF-VCITへの投資をお勧め致します。

【VCIT】米国中期社債ETFの紹介
VCITに投資することで米国投資適格中期社債に投資することができます。リスクを抑えた適度なインカムを得るのにぴったりな投資対象です。もっと評価されるべきETFの一つです。

【VCLT】米国長期社債ETFの所感

社債は利回りが高く、長期債券も利回りが高くなる為、長期社債ETF-VCLTの利回りは非常に魅力的に見えてしまいます。債券だから安心だと飛びついたところで、デュレーションが14.1もあって、株式の暴落と共に社債も暴落したらちょっとしたパニックになるかもしれません。

投資する前に長期社債の特徴をよく知って頂けたら幸いです。長期社債の本当の旨味はパニックになって売りに出た時にあることが重要なんですね。債券投資だからと油断せずに、しっかりと資金管理をすることが肝要です。

では、また。

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