【VCR】に投資することで米国の一般消費財・サービスセクターの大型株・中型株・小型株に投資することができます。セクターローテーション戦略において米国一般消費財サービスセクターのパーツを担うETFです。
セクターローテーション戦略の目的はセクター間の分散≒補完or強化です。VCRに投資することで米国の旺盛な消費を成長に取り込む企業へ分散投資を行うことができます。

このセクターは、自動車、アパレル、レジャー用品、ホテル、レストラン、 消費者向け小売業など、景気循環に対し最も敏感な傾向にある製造業および サービス業の企業で構成されています。
FANGの内、アマゾンとネットフリックスが含まれます。フェイスブックとグーグルはVGTの情報技術セクターに含まれています。VCRとVGTでFANGと愉快な仲間たちに投資することができます。

VCRの保有銘柄
米国家庭では財布の紐が緩くなった時、これら企業のサービスで浪費することを喜びとしています。様々なセクターのうちでも最も、景気に敏感であると言えるでしょう。
【VCR】バンガード®・米国一般消費財・サービス・セクターETFのパフォーマンス
VCRの直近パフォーマンス
VCRとVTIの5年間パフォーマンス
あんなに優秀に見えたVTIも長く好況が続くとVCRの後塵を拝しております。
VCRとVTIの14年間パフォーマンス
途中にリセッション期間がありましたが14年間保有することでその差は更に大きくなりました。もはやVCRだけで良いんじゃね?ってなりますね。
ですが、セクター戦略は分散≒補完or強化に留めるべきです。もし、不況が長引いたら結果はこの逆になることは間違いありません。
【VCR】バンガード®・米国一般消費財・サービス・セクターETFと経済の季節

【VCR】バンガード®・米国一般消費財・サービス・セクターETFの所感
VCRは米国の景気敏感株にまるっと投資できるETFです。もし、ポートフォリオがデフェンシブに固まっていた場合にVCRに投資するだけでセクター間のバランスを整えることが出来ます。
また、景気拡大が今後もしばらく続くと考えた場合、個別銘柄に投資するのか、もしくはVCRのようにセクター全体のリターンを享受するという選択もありだと思いますよ。決算に一喜一憂することなく、景気拡大が続く限り市場平均をアウトパフォームするはずです。
コメント