どーも、のぶです。
どっかのおじさんが言っていました。
もし、あなたが素人投資家の自覚があるなら、優れた銘柄の選定に腐心するよりも広く分散して投資をしなさいと。
そしてそのどっかのおじさんがどっかのおじさんの嫁に勧めたポートフォリオはSP500へ9割、短期米国債への投資を1割でした。すごーく簡単なポートフォリオで2銘柄だけで済みます。バンガードで揃えれば、「VOO」,「VGSH」だけです。

今回はこのバフェットおじさんが薦めた短期米国債と短期米国社債を含めた短期債券に投資できる債券ETFをご紹介させて頂きます。

VGSH,BSV,VCSHの概要
VGSH | BSV | VCSH | |
---|---|---|---|
名前 | Vanguard Sht Term Govt Bond ETF | Vanguard Short-Term Bond ETF | Vanguard Short Term Corporate Bond ETF |
投資対象 | 米国短期国債 | 米国短期債券 | 米国短期社債 |
投資対象 | 米国債のみ | 米国債+米国社債 | 米国社債のみ |
30日利回り | 1.22 | 1.7 | 2.23 |
経費率 | 0.07 | 0.09 | 0.07 |
デュレーション | 1.9 | 2.7 | 2.8 |
beta | -0.01 | -0.01 | 0.03 |
52週の高値安値の差 | 1.34% | 2.39% | 2.49% |
短期債券の最大の特徴は値動きの地味さです。
過去52週の値動きの幅を表の最下段に入れています。
ちなみにVOOは20%でした。
つまり、短期債券は高値掴みをする可能性が低く、さらに安定したインカムゲインを期待できます。短期債券を持っているだけで、リスク資産の価格変動を一部だけでもマイルドにすることができるでしょう。もっと言えば、短期債券を売却して株式資産を購入する原資に充てることもできますね。
債券投資における重要な指標はデュレーションです。今回ご紹介した短期債券はいずれも3未満で金利に対するリスクも極めてめて低いです。参考になんでもまぜこぜのBNDは6.1でした。半分以下のリスクですね。
国債と社債の違いは長期債券と同じでしたね。
社債は利回りが高いがあくまで値動きは相場と同じベクトルでした。

さいごに
今回はバフェットおじさんが言及した短期米国債券と短期米国社債に投資出来るETFを紹介させて頂きました。もし、利回りが多少低くても資産全体の値動きを抑えることを主目的としたいならばお勧めできます。
もしくは長期での保有ではなくて資金を遊ばせるくらいなら短期で買うのもありです。もちろん、短期で買うには相場が下落する予想が出来る、玄人の相場感が必要になりますけどね。
ちなみに私は長期・分散・積立を基本とした高配当株式のみに投資しています。
債券への分散は行っておりません。

では、また。
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