DCニッセイ外国株式インデックスの紹介

株式

どーも、のぶです。

 

今回ご紹介するのは「DCニッセイ外国株式インデックス」です。この投資信託はiDeCo向けに設定された、確定拠出型個人年金でのみ運用できる投資対象です。

 

個人年金は一旦拠出してしまえば定年になるまで手元に帰ってきません。途中で変更(スイッチング)できますが、個人年金運用の重要な投資先です。税制優遇をしっかり享受しながら慎重に投資先を選びましょう。

 

とはいえ、途中で引き出すことが出来ない特徴を活かそうとするならば、短期的なリスクは気にせずに期待リターンの高い大胆な長期運用を目指すことが良いかもしれません。

その点、この投資信託は外国株式に満遍なく投資することで個別企業・地域・通貨の固有のリスクにとらわれずに外国企業の成長を平均的に享受することができる為、ぴったりかもしれません。

 これは先進国株式100%と先進国株式50%・先進国債券50%を比較したポートフォリオの推移です。しかも、金融危機直前の高値掴みをした場合の過去のデータです。

過去の10年間の推移を見れば株式100%がよりリターンが大きかったことを示しています。ただし、自分の年金が一時的にでも半分以下になることが耐えられそうにない方は債券とミックスしたポートフォリオが良さそうですね。

 

 

DCニッセイ外国株式インデックスの概要

名前:DCニッセイ外国株式インデックス

ベンチマーク:MSCIコクサイ・インデックス(配当込・円換算)

購入時手数料:なし

信託財産留保額:なし

信託報酬:0.2268%+その他費用

ファンド形式:ファミリーファンド

運用会社:ニッセイAM

 

 安い、しかも年金運用ならば非課税です。

 

MSCIコクサイ・インデックスの特徴

日本を除く主要先進国の株式に投資し、長期的な年金運用に資するような値動きを目指します。ただし、先進国のみの為、新興国への投資や債券投資をしたい場合には他のDCの投資先も併せて選択する必要があります。

 

2017/6/30時点の投資対象

例えば、今後アメリカの凋落があればアメリカのファンドウェイトは減少します。また、イギリス企業の台頭があれば、株式組み入れの上位銘柄にイギリス企業が顔を出すはずです。

つまり、年金運用で長期的な積立を実施すれば国家の勃興や、企業の浮沈にまるっと投資することで、全体の成長を享受できます。

アップルがいずれランキング上位からいなくなっても、この外国株式インデックスはランキング外にも投資している為、平均的な成績を得られることがインデッックス投資の最大の強みです。 

 

 

DCニッセイ外国株式インデックスのパフォーマンス

 

ファンドそのものはまだ、設定が浅くベンチマークとの乖離は1年間分しか確認できませんね。1年間のベンチマークの乖離は0.37%ですので、そこそこです。インデッックスに連動した成果を期待できそうです。しかも、最近は流入も調子良いみたいですね。

 

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為替リスクとヘッジ費用について

外国株式投資において気になることの一つは為替リスクだと思います。

基本的なところからおさらいしてみましょう。

 

分散投資は急がば回れ

長期的な資産形成においては分散投資が不可欠です。つまり、日本国内にのみならず海外資産も含めた広い投資を行うことが基本動作になります。分散投資を行うことで、企業・地域・国家毎の固有リスクの影響を小さくして投資することが可能となります。

 

先日、映画を見た時にこんなシーンが有りました。10億円の懸賞金を懸けられた容疑者を護送する際に、護送車を3台用意していました。標的を分散させることで万一の確率を下げようとしたのですね。まぁ、結局、4台目の救急車で逃げたみたいですけど。

分散投資の感覚としてはこれに近いと思います。車を3台用意する手間はかかりますが、3台の内、1台がお釈迦となっても目標を達成できる可能性は高まります。

 

外国株投資も同様です。

日本株だけ買っていては日本は沈没してしまうかもしれない。ローマ帝国も蛮族と罵った異民族により滅びました。かつては周辺国家に貢がせていた国も阿片まみれになりました。覇権国家もいつ交代するかわかりません。250年間鎖国していた国が無敵艦隊を破ることだってあるのです。なので、投資対象を分散させリスクを分散させることが有効であると言われています。

 

為替リスクってなんだ?

為替リスクとは為替による価格変動の幅のことです。そして、モノの価値を通貨で測る限り、通貨の価値も変動することは避けられません。なお、日本銀行は金融緩和政策を取っており円は毀損を続けています。その結果、日本の資産やサービスが安く見え、外国からの観光客が増えたのです。円で給料をもらって円で消費していれば為替リスクは無いと言い切れますか?

 

何が言いたいのかと整理すると、通貨の価値は今の枠組みでは常に変動があることを受け入れなければいけません。そして中央銀行の金融政策によってあっさりと通貨価値は減価されてしまいます。気付かない内に、円の相対的な価値は失われているのです。

 

今、日本銀行は金融緩和政策に軸足を置いています。ですがもし政策の巻き戻しで金融の引き締めを行えば、円高は待ったなしです。海外資産はみるみる割安に見えてくるでしょう。海外に資産を持つ方は涙目ですね。私もですが。

 

短期的に行ったり来たりする為替は受け入れるしかありません。重要なのは長期的な資産形成において為替リスクを上回る期待リターンがあるかどうかです。為替リスクを抑えても相対的な価値が目減りすることは避けないといけないことが資産運用の基本的なスタンスですね。

 

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さいごに

運用期間を20年間用意できるならば、外国株式へ投資できるインデックスファンドをお勧め致します。20年あれば、ブラック・マンデーや世界大戦も乗り越えることが出来るはず。まぁ、資産形成どころじゃないと思いますけどね。

 

期待リターンの低い債券投資では長期で運用した所で大部分の値動きが為替リスクに影響された変動になります。100%株式で短期的な為替リスクや地政学リスクなども気にせずにiDeCoで淡々と長期的な運用を始めてみませんか。

 

では、また。

個人型確定拠出年金「iDeCo」って?
まずはiDeCoって何でしょうか?とりあえず基本のおさらいです。iDeCoは税制優遇だけでもメリットが大きくて元本保証型商品でも良いかもしれませんね。

コメント

  1. グローバル投資 より:

    日本株と先進国株と途上国株を合体させた、全世界の株式を投資対象とした投資信託の発売を切望します。

    ニッセイか三菱あたりが発売してくれればいいのに。

    そう考えると、やはりVTは便利ですよね。

    • のぶ@素人投資家 素人投資家-のぶ より:

      全世界株式への投資を一括で行えるのは非常に便利ですよね。
      ですが、すでに日本株・先進国株・途上国株のそれぞれのDC向け投資信託があるので贅沢を言ってはいけないのかもしれません。
      ミックスにしてしまうと夫々のベンチマークの乖離とかコストが見えづらくなってしまうかもしれませんからね。