どーも、のぶです。
今回はSP500に連動する、国内唯一の投資信託「i-mizuho米国株式インデックス」を紹介いたします。(2017/5/14時点)
株価指数として最もメジャーなSP500をベンチマークとする資産は世界で7兆8千億ドルあり、この投資信託のように直接連動している資産は2兆2千億ドルに達します。これだけの金額がこの株価指数を意識して運用されているんです。
投資信託は投資を継続するシステムとして非常に有用です。このi-mizuho米国株式インデックスの内容についてよく確認してみましょう。
i-mizuho米国株式インデックスの概要
ベンチマーク:S&P500(円換算ベース)
信託報酬:0.6156%+α(その他費用)
面白いのはこの投資信託はETFのIVVを保有していることですね。投資信託を通してETFの買い付けを行っているようです。自分でETFが買えない人に向いているようです。
S&P500の概要
S&P500は世界の株価指数を代表する指数です。米国の大型株から構成されています。
大恐慌や世界大戦、冷戦、ブラックマンデー、リーマンショックetc数え切れないほどの有事や経済危機を乗り越えて成長してきたチャートです。短期運用ではなく長期運用に適した指数であることがわかります。
もしかしたら今が高いだけなのか?そんな疑いもあると思います。高値圏にあることは間違いありませんが、かつての高値圏の状況も確認してみましょう。
1979年〜1999年の20年チャート
真ん中のちょっとした段差がブラックマンデーですが、20年チャートの前にはブラックマンデーも過去の小事です。つまり、高値圏はいつでも似たようなチャート形状になってしまうのですが、その後の暴落があっても必ず高値を更新する力強い指数です。
暴落時はパニック状態なので余裕を持ちましょうって言っても難しいですけどね。
i-mizuho米国株式インデックスのパフォーマンス
S&P500の指数は力強く成長していることは確認できましたがこの投資信託のパフォーマンスを確認してみましょう。
気をつけたいのはファンドは配当再投資ですが、ベンチマークは配当を含んでいないので、直接比較はできません。
SP500の配当利回りは大体2%なのでベンチマークと比較すると少し物足りないですね。税金を取られることを考慮してもです。ETFで再投資する手間をかけられればETFがより効率的に見えます。NISA枠であれば買い付け手数料無料ですしね。
さいごに
i-mizuho米国株式インデックスはすべての株式クラスのベンチマークとも言えるSP500に連動する貴重な投資信託です。これに長期・積立・分散投資していればまず、資産形成に関しては心配はいらないでしょう。
より効率的に手間を惜しまない方にはETFをお勧め致します。定期的に積立で購入するだけですけどね。NISAで購入すれば買い付け手数料無料、年間経費率0.04%と税金のみです。


では、また。
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