どーも、のぶです。
今日はS&P500配当貴族インデックスに投資できる投資信託をご紹介致します。連続増配株投資を手軽に実践出来る優れた投資商品です。S&P500配当貴族インデックスのように連続増配に着目することで持続可能な配当収入や元本の増加を期待出来ます。
なんと現時点で3種もあります。
まずはインデックスについて詳しく見てみましょう。
S&P500配当貴族インデックスの概要
インデックスの構築メソドロジー
- S&P500指数の構成銘柄であること
- 25年以上連続して毎年増配を実施していること
- 採用銘柄は時価総額が30億ドル以上且つ、一日当たりの平均売買代金が500万ドル以上
- 特定セクターの割合が30%を超えないよう配当利回りが高い順に採用する
- 構成銘柄の見直しは年に1回、ウェイト調整は四半期に一度
- 均等加重時価総額方式
インデックスのパフォーマンス
2017/5/31時点
再現性が高いであろう投資先としては素晴らしい成績です。
インデックスのセクター割合
生活必需品とヘルスケアが高くて良い感じですね。セクター割合も大きな偏りもありません。
S&P500配当貴族インデックスに投資できる投資信託
各投資信託の概要
- SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン(以後SMT)
- 野村インデックスファンド・米国株式配当貴族(以後野村H無)
- 野村インデックスファンド・米国株式配当貴族・為替ヘッジ型(以後野村H有)
ファンド名 | 信託報酬 | 信託財産留保額 | 利回り |
SMT | 0.55% | 0% | 2.33% |
野村H無 | 0.5% | 0.1% | 2.4% |
野村H有 | 0.5% | 0.1% | 1.0% |
後発の野村シリーズの信託報酬が一番安いですね。
そしてH有りとH無しの利回りの差はヘッジコストです。結構高いですね。為替リスクを背負いたくない方はこの1%を超えるコストを負担しなければいけません。無論、他の投資信託においても今は1%程度のヘッジコストがかかっています。
各投資信託のパフォーマンス
これらの投資信託はいずれも設定後1年経ってません。まだ、投資信託の運用が安定していないので参考程度にしかなりませんが現時点分を記録します。また1年ぐらい経ってから確認しましょう。(2017/4/28時点)
ファンド名 | 1ヶ月間 | 3ヶ月間 | 6ヶ月間 |
SMT | 0.95% | 3.13% | 17.92% |
野村H無 | 0.80% | 2.80% | |
ベンチマークH無 | 1.00% | 3.35% | 18.61% |
野村H有 | 1.50% | 4.70% | |
ベンチマークH有 | 1.70% | 5.50% |
まだ、設定間もないですからね。多少、ベンチマークとの乖離があるのは仕方無いのかもしれませんね。
さいごに
1年も経たない間に3種の投資信託が設定されていました。同じインデックスへの投資ですから投資信託の概要やベンチマークの乖離率、運用会社の好み、資産額の流入状況で選びたい所です。これらは実績が少ないので難しいですけどね。
また、実績を積み次第確認しましょう。
最後に円建てのインデックスのリターンを貼っときます。
なお、参考までに10年前の為替水準は120円です。
では、また。

連続増配企業への投資-これぞ株式投資の王道
王道投資方法の一つに連続増配企業への投資があります。20年も30年も配当支払いを増やし続けた企業はそれだけで競争力とキャッシュを稼ぐ力を有しており、景気循環にも負けない強さを株主に期待させます。配当の実績が信頼の証となる簡単さも大きなポイントですね。
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