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量的緩和の功罪

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どーも、のぶです。

今の相場観と含めて今の金融政策について思うことを書きます。

まずざっくり用語の確認ですが、量的緩和とは金利を引き下げて通貨の流通量を増やす従来の伝統的な金融政策ではなく、直接的に通貨供給量を増やし、金利を低下させようとする金融政策です。政策金利を引き下げても、金回りが良くならないから、強引に資金をじゃぶじゃぶに垂れ流して金回り(景気)を良くしようってことです。

  • 米国のFRBは引き締め実施中
  • 欧州のECBは緩和終了の準備中
  • 日本の日銀は絶賛緩和中

直近での最も大きい変化はECBが緩和縮小をほのめかしていることです。足元の動きを確認してみます。

これらは通貨の強さを示すインデックスです。やはり、直近のユーロの動きがざわざわしていますね。通貨価値を棄損させる緩和政策が終了すればその通貨は買われ、通貨高となるのでそれを先取りしています。すでに引き締め段階のドルはずいぶん強いですよね。

これが足元の金融政策の状況です。



量的緩和政策の功罪とは

量的緩和政策とは直接資金供給する手段を指します。今の所は例えば国債などの債券を買ったり、日銀は株式・REITを買ったりしています。ちなみにもしかしたらベーシックインカムはこの延長になる可能性もあります。家計に直接資金供給するわけです。まぁ、それは置いておいて、中央銀行が国債などのリスク資産を買い上げることで金利は下落し、株・債券高に誘導しています。これがこの10年の相場でした。株を買った人も、債券を買った人もみんな儲かった訳です。分散投資もへったくれもありませんw

また、いまだに緩和政策を実施している円は金利が安い通貨です。日本だけが緩和している限りはまだまだ、円を売って他の通貨を買うトレードが基本になります。有事の円買いではなく、有事のポジション解消による円買いが続くってことです。日本は都合の良い国なんですよね。

ですが、私のような新参投資家は量的緩和のおいしいところはまったく参加せずに量的緩和の逆回転である引き締めの直前から参加しています。最悪の展開は逆回転ですから、株・債券の同時安に巻き込まれることです。株が売られるから債券が買われるなんてのは希望的観測ですからね、気をつけないといけないです。今まで中央銀行によってリスク資産に供給された資金が止まり、流動性の枯渇が懸念されるからです。もちろん、日本の投資家は円高のトリプルパンチの可能性もありますから、なお恐ろしいです。

ちょっと話が逸れました。

量的緩和の功罪とは椅子取りゲームであることです。日本は100年前から変わらずいつも動きは遅いのですが、金融危機対応で各国政府債務は膨れ上がっています。

脱・金融危機対応へ一歩 FRBが資産縮小先行
 【ワシントン=河浪武史】世界の金融政策が危機対応からの脱却へ一歩を踏み出した。米連邦準備理事会(FRB)は20日、2008年の金融危機後の量的緩和策を完全に終え、膨らんだ保有資産を10月から縮小する

椅子取りゲームとは最後まで立っている人には椅子が無い残酷なゲームです。それは金融政策も同様です。株式と債券が同時に下落した場合、金利の引き下げ余地が大きい国から椅子に座ることが出来ます。もし、金利の引き下げ余地が無い場合は量的緩和しか手段がなく、量的緩和の出口が無いことを指すからです。残念ながら今の所、椅子が無い中央銀行は日銀です。一体どうなることやら。

私は当ブログで何度も主張していますがゴールド投資が今後は不可欠になると思っています。通貨への一極投資を防がないといけないですね。

ゴールド投資の本懐
ゴールド投資のまとめです。ゴールドは米国投資に傾倒している私に必須の投資先だと思っています。ゴールド投資の基本を確認しましょう。

では、また。

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