6/21に米国株強しと更新したそばで米国株の急落しました。状況を見てみましょう。まずは米国大型株価指数のS&P500指数からです。
まだ、それほど大げさなものではないですね。
そして金利フェチの私は長期金利をチェック。
先月の急落ほどではありませんが、長期金利も下落しています。つまり、リスクオフにより株式が売られ、債券が買われている構図ですね。下落した今日時点でも先月の高値圏にある米国株はやはり強いと感じますね。
金利上昇を伴う株価の下落なのか、金利下落を伴う株価の下落なのかということは意味が大きく異なります。今回も先月と同じですね。
再び、資金が株式市場に入る場合には米国以外には無い状況とも言えます。昨今は様々な理由でハイテク株や一部の高PER株が新たなデフェンシブ株とされており、このような誤ったニュースや認識が強い米国株式市場への資金流入を助長しています。また、時価総額加重によるインデックス投資資金の流入も同様に、時価総額の大きい銘柄が買われやすい状況を作っています。
余計なことですが、ハイテク・グロース株への投資は噴きあげ狙いの短期投資になりそうですね。
一方で新興成長株を多く含む日本の東証マザーズ指数も見てみましょう。
日本の新興成長株からは既に随分資金が抜けているように見えます。今は誰が買っているんでしょうね?
今年はもう株式を買い持ちしてはいけないのかもしれないですね。
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