2018年も気づけば半分が過ぎています。
私の今年の投資テーマは「金利動向」でした。その点、まだまだ金利が上昇しており、特に何も変わった様子はありません。今の状況の振り返りをしましょう。

まず米国のGDPから見てみよう。
来月に速報値が出ますが1Qまではごくごく順調ですね。金融引き締めは当面継続すると考えています。もちろん先行指標の株価指数が下落した所でそれは変わりません。そしていつも通り、程度の差はあれど緩和は遅れるはずです。

長期金利が上昇するということは無リスク資産のリターンが上昇することを意味します。ということは、支払うリスクが減少する為、リスク資産価格は下落します。その悪影響の範囲は広く、ほぼ全てと言えるのではないでしょうか。


米国長期金利と株式の状況
年始に上昇し、しばらく横ばいで進んだ後、ボラティリティが上昇しています。ですが、いずれにせよ長期金利の下落は米国債が資金を吸い寄せているだけにすぎません。 ディフェンシブな配当株やハイイールド債、新興国資産から今は資金が流出しています。
ディフェンシブな配当株は景気に鈍感です。金利上昇による水準訂正では米株の中でも分が悪いです。今は世界で一番強い株が最も割高な米国株式という姿が未だに続いているというだけですね。

$と¥について
米ドルETFと円ETFと新興国通貨ETFです。
ドル高新興国安ですね。円は意外と強い印象を受けます。最強デフレコインはレバレッジ解消と共に買い戻されるためです。この宿命は一体いつまで続くのでしょうか?なのでドル円では無くて、ドルETFのUUPが重要になります。
今後のトレード予定
今、最も強い株が米国株です。ですが、いずれ下落します。それは資産価格なぞ下落してなんぼだからです。次の緩和に向けてのトレードが重要になりますね。対象は前から決めていましたが、超長期債券、ゴールド、金鉱株、新興国債券及び株式です。
超長期債券もしくは新興国債券の購入が早いかもですね。まぁ、それは米国株が安くなってから考えましょう。
なお、チャートはリアルタイムです。
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