投資の仕方がわからない。
何を決めなければいけないのかがわからない。
わからないことがわからない。
そんな方は是非、ここで一度確認をしてみましょう。
投資の仕方
5W1Hで考えてみましょう。
だれが | いつまで | どこで | なにを | どうする | なぜ |
素人 | 5年未満 | 世界 | SP500 | 小額積立 | 年金 |
経験者 | 20年未満 | 北米 | 連続増配株 | ボーナス毎に50万円 | 不労所得 |
玄人 | 20年以上 | 日本 | 高配当株 | 毎月20万円 | 遺産 |
新興国 | 債券ETF | 相場下落時 | 資産形成 | ||
欧州 | 成長株 | 手元資金 |
さっと上げてもこれだけの組み合わせがあるのですね。
「3」 × 「3」 × 「5」 × 「5」 × 「5」 × 「5」 =4500通りです。
私の場合の5W1Hは?
「素人投資家」が「20年以上」かけて「北米」の「連続増配株・高配当株」を「余裕資金の積立」で「不労所得」を得る為に行います。
他の場合の5W1Hは?
- 「経験者」が「20年以上」かけて「日本」の「個別株式」を「毎月10万円」づつ「年金」の為に行う。
- 「玄人」が「5年未満」で「全世界」の「資産クラス」を対象に「手元資金」を「2倍」にするとか。
- 「素人」が「20年未満」の間に「全世界」の「株式」に「毎月30万円」づづ「資産形成」の為に投資するとか。
- 「素人」が「20年以上」かけて「北米」の「SP500・北米の債券ETF」で「毎月10万円」づつ「資産形成」の為に投資するとか。
なぜ5W1Hが重要なのか?
適切な株式・債券・ゴールド・不動産に投資していればインフレに負けることはありません。一時的に劣後してもいずれリターンを得ることができます。問題なのはどのくらいリターンが得られて、一時的な劣後がどのくらいの期間に渡るのかどうか、なんです。
これらに関しては玄人でも正確に読むことは大変難しいです。ましてや素人は悩むだけ無駄です。しかし、実は適切な投資対象をずっと保有しているだけで結果として十分なリターンを得られることは過去の歴史が証明しています。
しかし、悲しい哉。隣の芝生が青く見えてしまうのが人間の性です。最初に「どこで」、「何を」買うとを決めても一番美味しくないタイミングで損切りして、一番美味しくないところで高値掴みしてしまうのです。
- 成長株が有利な時、配当株が有利な時は異なります。
- 資本財株が有利な時、公益株が有利な時も異なります。
- 高配当株は好況局面では市場平均を劣後しますが、長期的には市場平均を上回ってきました。
このように対象的な資産クラスは無数にあります。
ですが、わかっていても気持ちは移ろってしまうのです。手持ちの資産が伸び悩んだ時、つい調子の良い株を買いたくなってしまうのです。だから、投資を花の香りのようにしない為に、最初に何にルール化することが地味で重要な作業なんです。
投資の5W1H
誰が?
生き馬の目を抜く資産運用の世界で玄人投資家として成功するのは生半可なことではありません。しかし、資産運用では素人でも成果を手にすることができます。但し、20年、30年と途方も無い時間をかけることが前提となりますけどね。もし、手間をかけずに長期間資産運用をするには経費率の低い、右肩上がりのインデックスに投資することを心がけてください。そして、好況時も不況時も含み損を抱えていてもじっくり積み立てることが肝要です。

いつまで?
リスク資産を保有する以上は含み損を抱える可能性があります。その含み損をどのぐらいの金額でどのくらいの期間抱えることに耐えられるのかをイメージしなくてはいけません。なぜならば、様々な原因により含み損を抱えたままリスク資産を売却してしまうことになるかもしれないからです。そのような事態を避けるためにできる限り売却する必要の無い資金をどのくらいの期間で用意できるかを確認する必要があります。

どこの?
今日のグローバル世界では海外製品が生活の中に溢れています。投資先も同様です。ネット証券を通して世界中の資産を買い付けることができるのが今の時代です。株式、債券、ゴールド、不動産等の商品や、日本、アメリカ、ヨーロッパ、新興国等の地域毎の商品もあります。素人投資の原則である、長期・積立・分散投資を実施するには多くの情報の中から取捨選択しなければいけません。あまりの投資先の豊富さに臆することもあるかもしれませんが、まずは選ぶことが出来る立場に感謝しましょう。かつての先人たちはお金持ちしか分散投資できなかったのですから。

何を?
ETFを中心に代表的な銘柄を挙げました。何に投資するか是非参考にして下さい。

どうやって?
お金でお金を稼ぐのが資本主義社会の一面です。普段は労働所得しか得られていない方が財産所得を得るためには証券市場へのアクセスを得る為に証券口座を開設することが最初のステップです。コストのかからない証券会社で取引をすることをお勧めいたします。なお、私はSBI証券を推しています。

なぜ?
様々な働き方があるように様々な資産運用があります。そしてその背景にある「なぜ」投資をするのかも人それぞれです。単に寝かせたお金がもったいないのか。老後の年金としたいのか。遺産として遺したいものがあるのか。私は財産所得を得て収入の伏線化をしっかりさせることを目的にしています。
