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インデックス投資におけるグロース株投資とは

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どーも、のぶです。

インデックス投資におけるグロース株投資を紹介致します。インデックス投資だからといってやたらと分散をして平均中の平均を狙うことがインデックス投資の全てではありません。連動する対象を絞り、市場平均を超えるアルファを狙いに行くこともできます。

例えば、今回ご紹介するグロース株投資は近年特に良好なパフォーマンスを残しており、市場平均超える有効な投資方法でした。後ほどパフォーマンスも確認しましょう。



グロース株投資とは

ざっくり言えばグロース株投資とは将来の企業の利益に対して先行して投資する手法です。ただでさえ将来の利益が不確実な株式への投資において、企業の成長を期待して今が割高であろうと株価に織り込んでいくことが大きな特徴です。

具体的な指標をいくつか挙げます。インデックスにより使われる指標は様々ですけどね。

  • PER(株価収益率):株価/1株あたり利益
  • PBR(株価純資産倍率):株価/1株あたり純資産
  • PSR(株価売上高倍率):株価/1株あたり売上高
  • モメンタム:12か月間株価変動率

まぁ、素人投資家にとってこんな指標はどうでも良いんですけどね。特にグロース株投資においてはです。要は今、勢いのある会社が投資対象になります。勢いとは企業の成長と株価の勢いも考慮することが興味深いですね。

グロース株投資が優位となる経済環境

以下の3つが代表的な条件です。

  • 低経済成長
  • 低長期金利
  • 低インフレ

金融商品には絶対的な価値は無く、相対的な価値で値が付きます。それは株であろうと債券であろうとゴールドであろうとREITであろうとです。業績の成長率や株価のモメンタムに優れた平均的なリターンが得られる状況についてもう少し掘り返してみましょう。まぁ、これらの指標は互いに密接に関係するので似たような話になるんですけどね。

低経済成長環境におけるグロース株投資の有効性

経済成長とは全体のGDP成長を指します。もし、この経済成長が停滞している時はグロース株にとって優位な環境になります。

経済全体が長期停滞しているような状況では、独自の成長ストーリーを持つグロース株に投資家は惹かれてしまいます。果たして今後経済成長率が4%,5%を超えていくのでしょうか。

青:GDP成長率,赤:ラッセル3000グロース/ラッセル3000

赤字について補足しますが分子が全米グロース株の株価推移で分母が全米株式の株価推移です。この割り算の推移でどちらが継続的にアウトパフォームしたのかがわかります。赤字は2007年以降の10年間を見れば右上に推移しているのでグロース株が市場平均に対してずっとアウトパフォームしていたことがわかります。

低金利環境におけるグロース株投資の有効性

キャッシュを稼ぎ始める成熟企業と異なり、高成長企業であるグロース株は兎角お金が必要です。そんな時、低金利で資金が借りられれば資本コストが減少するので、資金をたくさん借りる企業と借りる必要がない企業では、相対的に低金利環境下においては資金をたくさん借りる企業が有利になります。例えればグロース株は長期債券みたいなものですからね。

青字:長期金利赤:ラッセル3000グロース/ラッセル3000

おじさんたちが言ってた長期金利が6%とか、8%とかは都市伝説だと思っていましたが本当にあったんですね。それどころかインフレに苦しんでた時代は10%を軽く超えています。今はまさに超低金利時代の底にあり、これからの金利動向がグロース株へ与える影響が大きくなりそうです。

低インフレ環境におけるグロース株投資の有効性

将来の企業利益を織り込んでいくグロース株投資において、インフレ率の観察は非常に重要です。まぁ、債券投資だろうとバリューであろうと重要であることは変わりませんけどね。ですが、バリュー株投資と比較すれば将来価値に重点を置くグロース株投資はインフレ予想に対してより敏感でなければならない姿勢を忘れてはいけません。

青字:消費者物価指数赤:ラッセル3000グロース/ラッセル3000

インフレ率に対するグロース株投資の感応度は一見わかりづらいですが単純です。インフレが過熱し、インフレが後退し始めた頃がグロース株闇の時代の始まりです。まぁ、インフレの天井なんて誰にもわかりませんけどね。

グロース株投資のパフォーマンス

それではグロース株投資のパフォーマンスを見てみましょう。ついでにサイズプラスのインデックスごとにグロースファクターのパフォーマンスを確認します。

今回用意したチャートは以下の通りです。

  • 全米:ラッセル3000
  • 大型:ラッセル2000
  • 小型:ラッセル1000

期間は37年チャートのトータルリターンインデックスです。

赤字がグロースインデックス青字がブレンドインデックスです。

全米グロースと全米ブレンドインデックスの比較

大型グロースと大型ブレンドインデックスの比較


小型グロースと小型ブレンドインデックスの比較

サイズプラスの比較結果

比較するとき文字が邪魔にならないようにグラフだけ並べました。このグラフは年毎のリターンの比較なので注意してくださいね。並べてみれば全米と大型の違いは大してありませんが、小型株の場合がより顕著に違いが出ているように見えます。ですが、全期間におけるグロース株の優位性は見えづらいですね。37年間ですからね、常に優位な投資方法は無いってことです。

グロース株インデックスに興味を持った方はよくよくこの3つのグラフを見比べると良いと思います。

サイズ毎のグロース株インデックスの比較

緑の小型グロースを見れば近年特に調子が上がってますね。ですが、1985~2000年頃を見れば小型株が良いとは限らないようですね。

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グロース株のインデックス投資における所感

もう一度グロース株投資の長期パフォーマンスを確認しましょう。

チャートの推移が右上を向いている期間がグロース株が優位だった期間です。全期間を通してみれば右下を向いていますが、直近の10年くらいは右上を向いていますね。今後も継続するかどうか、どちらかを判断するのか、どちらとも判断をしないのかを投資家は考えなければいけません。判断しなければブレンドされているVOOとかVTIとかVTで決まりです。

とは、言っても直近の成績を見ればこの通りです。今後の経済環境が果たしてグロース株優位のままかどうか考えるには十分な過去の結果です。どうしようか悩む価値はあるはずです。

では、また。

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