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株式益回りについて

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どーも、のぶです。

PER(株価収益率)の記事に続き、株式益回りについて補足します。
株式益回りの算出はPERの逆数です。

株式益回り=当期利益/時価総額

つまり、株式益回りは企業価値から生み出された利益の割合です。

企業価値が100円で2円の当期利益を確保すれば株式益回りは2%でした。同じ決算を20回繰り返すことで企業価値に追いつくので20年分の評価とも言えます。

PER(株価収益率)について
PERは企業同士の比較や、過去の比較に用いることがあります。しかし、債券市場と比較することがもっと重要だと思いますよ。



株式益回りと比較される指標

耳タコでしょうが、何度でも繰り返します。
株式益回りと比較されるのは長期金利とGDP成長率です。

長期金利

10年後に国から返済された借金の利回りは何でしょうか?

これが長期金利です。

長期金利が2%とすれば、100円を米国に貸し付けることで1年後に102円になります。

GDP成長率

国家が生み出す付加価値とは何でしょうか?

これがGDP(国内総生産)です。

GDPの成長率が2%とすれば、100円だった付加価値は1年後に102円の付加価値になります。ちょっと強引ですけどね

株式益回りと長期金利とGDP成長率

株式益回りも長期金利もGDPも生み出す付加価値を表す指標なんです。

企業が生み出すのか、債券が生み出すのか、国家が生み出すのかの違いです。

だからこそ株価は長期金利・経済成長を鑑みなければ割安なのか割高なのかは判断できません。複雑ですよね。だから私は馬鹿になってこの数ヶ月間ずっと高値を買ってきました。わずかな株価調整でもすぐ赤字ですw

今の環境を振り返ってみよう

時価総額と物価上昇を加味した名目GDPを元にしたバフェット指数があります。

世界株に割高サイン? バフェット指標100%超
 世界株の時価総額は7月につけた過去最高(79兆ドル)近辺の水準で推移している。世界的なカネ余りと低金利に加え、堅調な企業業績が世界の同時株高を支えてきた。時価総額と名目国内総生産(GDP)を比較した

日経新聞でもこのように警鐘を鳴らしていますね。ですが、惜しむらくはこのバフェット指数は金利の影響を全く考慮していません。

  • 青字は長期金利にインフレを加味した実質金利
  • 赤字は実質GPDの前期比

一般的に金利高は企業活動において直接的なブレーキとして働き、金利が上がればGDPは削られます。リーマンショック後、過去3回の実質金利の上昇のチャンスがありましたが、いずれもGDPの急落が前後に発生しています。

そして、トランプ相場の今がまさに4回目の実質金利の上昇に挑戦しています。今のところはゆっくりFF金利を上げたことが奏功したのか、GDPの急落はまだありません。実質金利の上昇に経済活動が耐えたと言えると思います。

前回のSP500の暴落は実質金利も2%程で今の0.5%の水準と比べると株式益回りも同様に低下することは合点がいくと思います。

きっと低金利時代のバフェット指数は水準訂正がされるはずです。

今後の金利レンジ

今の株価水準が過去の水準と比べ高すぎる訳ではないと私は思います。ただし、今後の金利がどのようなレンジで推移するかは不明ですけどね。きっと、利上げばかりではなく利下げする可能性も本当に慎重な機関投資は検討するのかもしれません。

上がるのか下がるのかはわからないので、淡々と買いますだけです。

ちなみに実質金利とゴールドのチャートを合わせて掲示します。
ドル(通貨)とゴールド(商品)のせめぎ合いですね。

では、また。

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