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PER(株価収益率)について

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どーも、のぶです。

今日はPER(株価収益率)に関するまとめです。



PERの概要

株価収益率とは

株価収益率は株価を一株当たり当期純利益で割ったものであり、次の式で求められる。

株価収益率 = 株価 ÷ 一株当たり当期純利益

株主の側から見れば、「利益が全て配当に回された場合に何年で元本を回収できるか」という指標として見ることができる。一方企業の側から見れば、「株主からの出資をどれくらいの利回りで運用しているか」という指標の逆数と見ることができる。

また時価総額を当期純利益で割ったものと言い換えることもでき、次の式で求められる。

株価収益率 = 時価総額 ÷ 当期純利益

利益が減ると、株価収益率は増加することとなる。一般に株価収益率が業界平均値と比較して高いときは、当該企業の株価は割高とされる。

引用:wiki

例えば、時価総額が200円の会社が当期純利益を10円計上したとするとPERは20です。

株主の側から見れば20年で回収できることを示し、経営者の側から見れば逆数の1/20の5%の利回りで出資金から利益を稼いでいることを示します。ちなみにこの利回りを株式益回りと呼びます。今は4.13%です。

勘違いしやすいところは配当や自社株買いの指標とは異なることです。株主が20年で回収すると計算したとしても、益回りが5%としてもそれは純利益を元に計算しています。
言い換えれば益回りに配当性向を掛けた数値が配当利回りです。

例えば配当性向が60%であれば、5%*60%=3%です。

PERを計算するのに必要なのは時価総額と当期純利益でした。
マイルドな言い方をすれば企業の現金創出力に対する投資家の期待度がPERです。つまり、ガンガン成長する為の投資が必要な企業は投資家の期待も高い為、高PERとなります。一方、現金をザクザク稼ぎ、投資家の期待も低い企業は低PERになります。

言い方を変えてみれば利益に対して時価総額が低い場合、低PERは割安とも言えます。一方、利益に対して時価総額が高い場合、高PERは割高とも言えます。

まぁ、つまりどうとでも言えるわけですけどねw

PERの推移が示すこと

例に漏れずSP500の100年以上の長期PERチャートを見てみましょう。

21世紀に入ってからなんだか高くなっている感じですね。

リーマンショックは企業利益が吹き飛んだのでPERは跳ね上がってます。今後再び企業利益が吹き飛ぶような金融危機が生じる度にこのチャートは歪な形を刻んでいくでしょうね。

ちなみにこのPER水準を過去と比べることで今の株価水準が割高だと主張する一派がありますが特にその根拠は不明です。私はチャートは推移を確認することが重要であり、過去と比較することに意味は無いと思っています。

PERの直近の大底は1980年ですね。

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低PERの株式不遇時代

これは長期金利・消費者物価指数の長期間チャートです。

長期金利(赤)の大天井は1980年頃です。つまり、PERの底と長期金利の天井は一致します。
PERの記事ですが、金利の話をするのは重要な繋がりがあるからです。株式と債券は金融商品として競合しますからね。

  • 株式益回りとは企業の稼ぎに対する時価総額の評価でした。
  • 債券利回りとは利子に対する債券価格の評価です。

注:債券利回りは確定利付の為、株式益回りより低いのが今は一般的です

上記チャートをざっくり振り返れば、高インフレ・高金利が1980年頃まで続いていたことがわかります。つまり、PERは株が安い高いよりもインフレとか金利動向を含めた指標を写すと言えそうです。1970年代は高インフレにも関わらずPERが低い株式不遇時代でした。

その後は株高が爆発してますけどね。ちなみにこのチャートの縦軸には気を付けてくださいね。

PERの指標としての使い方は私のブログでは割愛します。
しかし、素人投資家として過去の事実だけは重要だと思ったのでこのような記事といたしました。PERは株式市場だけでなく、債券市場も合わせて確認しないといけないってことですね。

そう考えると、この一年でじわりと上がった金利がPERに与える影響を考えると怖いですね。もしかすると再び、株式の不遇時代が訪れるかもしれません。まぁ、もっと金利が上がらないと債券を買う気にもなれませんけどね。素人はおとなしく株式の積み立てです。

では、また。

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