どーも、のぶです。
今日は世界経済インデックスファンド(株式シフト型)の紹介を致します。世界経済インデックスファンドには無印型と株式シフトと債券シフト型の3種がありますので、ご自分にあった商品の選択が必要になります。
バランスファンドであれば長期・積立・分散投資の素人投資家の原則をきっちり守ることができます。この世界経済インデックスファンドに投資することできっと世界の長期的な経済成長の果実を享受する事が出来るはずです。
詳しく見てみましょう。
世界経済インデックスファンド(株式シフト型)の概要
名前:世界経済インデックスファンド(株式シフト型)
経費率:0.55%
信託財産留保額:0.1%+(その他費用)
ベンチマーク:なし
ファンド形式:ファミリーファンド方式
運用会社:三井住友TAM
世界経済インデックスファンド(株式シフト型)のバランス具合
世界経済インデックスファンド(株式シフト型)の投資対象
- 国内債券
- 国内株式
- 外国債券
- 外国株式
- 新興国債券
- 新興国株式
世界経済インデックスシリーズと同様の投資対象です。違うのは比率だけです。
世界経済インデックスファンド(株式シフト型)の投資割合について
世界経済インデックスファンドは割合設定が非常にユニークです。
まず、株式と債券の割合は株式が75%で債券が25%です。そして、それぞれの株式資産と債券資産は先進国と新興国の割合がGDP比で構成されます。
右グラフのようにGDP地域別構成比が決まった場合、株式75%の内、新興国株式は22.5%、先進国(除く日本)株式は45%、日本株式は7.5%となります。同様に債券25%の内、新興国債券は7.5%、先進国(除く日本)債券は15%、日本債券は2.5%となります。つまり、国内投資比率は10%です。
下記が2017/4/28時点のファンドの割合状況です。
今後、新興国のGDPが大きく増えた時、新興国の投資比率も自動的に大きくなるように調整されます。投資のリターンが大きいかどうかはともかく、GDP比に則った投資比率は非常にわかりやすいです。
世界経済インデックスファンド(株式シフト型)のパフォーマンスについて
2017/4/28時点
まだ設定が若いですが、長期的なパフォーマンスには期待できます。もっと遡ってマザーファンドのパフォーマンスも確認してみましょう。
2009年以降のパフォーマンスを比較すれば株式クラスの好調さが際立ちますね。
ですが、まだ暴落局面は経験していません。
株式比率が75%と海外投資比率が90%であれば、バランスファンドといえど強烈な基準価額の低下が予想されます。ですが、いざ暴落局面時では継続して投資を進めることを強くお勧め致します。そんなことが出来やしないぐらいのパニック状態が暴落局面ですけどね。
2016年の下落局面では20%も落ちていますね。結局何もなかったのにも関わらずです。
さいごに
世界経済インデックスファンド(株式シフト型)はバランスファンドの中でも海外投資比率と株式投資比率が高いことが特徴です。マイルドセブンは商品名として消えましたがこのバランスファンドという名称は放置なんですかね?いかなるバランスファンドでもバランスが良いファンドはありません。
ですが、長期的な運用を前提とすれば株式の期待リターンは高いです。短期的な値動きに目をつむることで長期的なリターンが得られることは日本以外では常識です。もし、購入する際には短期的なお転婆には目をつむって頂いて長期的な成長を見守って頂ければと思います。
では、また。
株式比率と債券比率が半分の無印もぜひどうぞ。

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